自分の文章タイプを知る

文章の書き方としては、2つのタイプにわかれます。

・ハウツー型 ・小説型
これまでの経験、読んできた本などで、
どちらのタイプの書き方が得意なのかが、決まってきます。

ハウツー型は、ゲームの攻略本のイメージです。
「◯◯をしたら、■■になる」といった感じで、
論理的に、順序立てて文章を構成する形です。

対して小説型は、
ストーリーを描いて、文章にグイッと引き込む書き方です。

ハッキリ言って、小説型の方は難しいです。
私は完全にハウツー型です。

ちなみに小説型の人は、ハウツー型でも書けるようになりますが、
ハウツー型の人は、小説型を書こうとすると苦労します(笑)



無理をする必要はありません。
あなたに合ったタイプで書けばいいだけです。

次頁から、タイプ別に説明していきます。

ハウツー型 読まれる書き方

ハウツー型では、文章力の基本がとても重要になります。
結論から言うと、この本を読んでください(笑)

非常に重要なことが、わかりやすく整理されています。
手元に置いて、半年に一回は読むといいです。
文章力の基本
必要なのは、この3つです。

・結論⇒理由⇒詳細(結!起承転結)
・箇条書き
・一文一義

それぞれ簡単にですが、ポイントをご説明します。

結論⇒理由⇒詳細(結!起承転結)

要は、「結論から言ってくれ」です。
メルマガを読む人は、向上心のある人です。時間を大切にします。
文章の冒頭を少し確認しただけで、読むかどうかを判断します。

話が長くて、結論をなかなか言わない人と会話していると、
「で? 言いたいことは何?」と思いませんか?
それは、ダラダラ話されると、頭の中で迷子になっている感覚になるからです。

結論から書くと、理解度を深めやすく、読む時間を軽減する効果があります。
読み手のストレスも減らすことができます。

箇条書き

ポイントになる部分を、
しっかりと読み手に伝えたい時は、箇条書きにしてください。

箇条書きにしないで、文章で伝えようとすると
伝えたいポイントが、他の言葉に紛れてしまいます。
読者の心理

一文一義

文章は、一文が長いと読みにくくなりますが、
一文が短いと、ス~っと頭に入ります。


一文が長い状態は、ほとんどの場合、
複数の内容が、ゴチャゴチャと混ざっている状態です。

一文書いてみて、内容が混ざって長文になった場合は、
「。」で区切って、改行してみてください。
それだけでも、かなり読みやすい文章になります。
一文一義
3つのポイントを意識して書くだけで、かなり読みやすい文章になります。
細かい部分は、「メール文章力の基本」に書いてあるので、
繰り返し読んで、しっかりと理解をしてください。


どんなことにも言えますが、
「知っている」と「実践している」は違います。
読んで満足せず、実践し続けて、それをあなたの「当たり前」にしてください。

ハウツー型おすすめ本

文章を書く技術を学ぶ際に、必ず読んでほしい本が3冊あります。
私の会社の新入社員に、必ず読ませる本がこの3冊です。

メルマガを書くにあたって、
この3冊は非常に重宝しますので、ぜひ読んでください。

文庫本サイズで、通勤時間の往復で読めるくらいのボリュームなので、
受験生のように、重要ポイントを赤ペンで引いて勉強してください。
わかりやすい文章の技術

小説型の読まれやすい書き方

先ほどもお伝えしましたが、小説型の書き方は、
ハウツー型に比べると難しいし、経験が必要です。

私もいろいろと、本などを参考に勉強をしましたが諦めました(笑)

正直いって、書き方にこだわりを持たない方がいいです。
小説型の書き方を覚えるための時間を取るくらいなら、
別の作業に時間を使った方がいいです。


もし、あなたがハウツー型なら、小説型への方向転換は、いったん忘れましょう。

まずは、それ以外でお伝えしている書き方のコツをしっかりと理解し
メルマガに取り入れてください。

まずは、ハウツー型で「伝わりやすい書き方」に慣れる。
書くことになれれば、小説型への対応もスムーズにできます。

・小説を読む
・マンガを読む
・小説型が得意なメルマガ発行者のメルマガを読む

ハウツー型で、メルマガを発行していきながら
上記を参考に、「なぜ、引き込まれるように読めるのか」を
分析してみてください。