「片付けても片付けてもきれいにならない。」そんな悩みを持つ方は少なくないのではないでしょうか?実は私も全く同じ悩みを持っていました。
はじめまして、山口一郎と申します。現在パートで働きながら自宅にある作業室で木工品を制作し、minneや近くにある雑貨屋さんで販売させてもらっています。
そもそも私は特に片付けが苦手なタイプの人間ではなく、若いころは借りている借家の押し入れも使っていない場所があるほど持ち物も少なく、部屋が散らかっているという悩みとは無縁でした。
しかし、シャッタ付きガレージを借りて木工機械を購入し一人で家具やクラフト類を制作し始めたころから、制作に必要な機械・道具類が増え始めきれいに家を片付けられなくなってきました。
結婚し2人の子供にも恵まれ、さらに自宅を建てて一室を作業室にして機械などを運び入れた頃からその傾向はひどくなり、今では掃除をするにもかなりの物を隣の部屋に移動させなければ、掃除機もかけられない状況に陥ってしまいました。
そこで何冊かの片付けについての本を購入し読んだところ、ほとんどの本でまず不要なものを捨てて持ち物の総量を減らす必要性が力説してありました。本によっては全体の2/3のページにわたって物を捨てても良い理由が述べられていました。若いころ私が部屋を片付けられていたのも、持ち物がすくなかったからだったのです。
しかし今の生活の中で仕事に使う機械・道具類を手放すわけにはいきません。もちろん建てた自宅も広くはなりません。使わない物は捨てていくとして、それ以降は何とか自分で収納方法を考えながら片付けていく他方法がないようです。そこでどうせ片付けに取り組むのであれば、その過程をレポートにまとめることで、同じように物がなかなか捨てられない状況にある自宅を片付けたい方の参考になるノウハウが提供できるのではないかと考えました。
一般的な片付けの本で書いてあるように、今後使わないであろう物は捨てて構わないだろうと私も思います。しかし、趣味や仕事などでどうしても必要な物を片付けられていない方も多いのではないこと思います。この経験をもとに書き上げたこのレポートがそのような方の一助になれば幸いです。