呼吸をすることで身体の中に取り込まれる酸素は成人で一日あたりおよそ430ℓの酸素を消費していると言われています。そのうちの数%は反応性の高い活性酸素というものに変わります。
活性酸素は大きく分けると善玉活性酸素と悪玉活性酸素があり、善玉活性酸素は「善」とつくように殺菌作用など体の働きを維持するにあたって良い働きをします。反対に悪玉活性酸素は「悪」とつくように体の細胞組織や遺伝子を傷つけてしまったり、空気中の酸素が物質を酸化させるように体の中も酸化させてしまいます。老化や病気のきっかけを作るため、病気の原因の90%は「活性酸素」によるものとまで言われています。