なぜ、私たちがこのプロジェクトを立ち上げたかというと、今の日本には、たまたま恵まれた環境でたまたま才能が開花した人しかトップアスリートになることは難しいです。
例外もあるかとは思いますが、普通の公立高校から普通の大学へ行ってプロになっている人は少ないと思います。
アメリカを例に挙げると、プロバスケット選手ではないストリートバスケット(趣味で行っている人)の人でも、日本のプロ選手並み、もしくはそれ以上も実力です。
はっきり言ってそれでは日本のスポーツのレベルは上がりません。
たまたま才能があって環境に恵まれた一人がオリンピックで金メダルを取っても、日本のスポーツのレベルは上がったとは言えません。
では、どうすれば良いのかというと日本の『スポーツ全体の底上げ』です。
スポーツに怪我はつきものという分けわからない理論、とにかくきついだけの筋力トレーニング、流行りや有名選手が行っているからというだけのトレーニング、根拠の説明が出来ないトレーニングなどに右往左往して欲しくないんです。
選手が怪我をしている期間、流行っているからとか有名選手が行っているからと言うことでそのトレーニングをただ行っている期間は、
指導者にとっても選手の方にとっても大きな損失だと思います。
指導者の方も選手の方も時間を無駄にしてほしくないんです。