これは紙の本と電子書籍の売り上げの推移です。
ご覧の通り、紙の本の売り上げは右肩下がりなのに対し、電子書籍の売り上げは年々増加しています。
もし普通の人が本を自費出版する場合、
数百万円単位のコストがかかります。
しかも売れ残れば大量の在庫を抱えるリスクがあります。
それに対し電子書籍はコストゼロで誰でも出版することができます。
本が売れなくても在庫を抱えるリスクもありません。
しかも、超巨大市場のアマゾンが勝手にセールスしてくれます。
一度本を出版してしまえば、後はほったらかしで勝手に本が売れていくのです。
あなたが販売をストップするか、アマゾンが滅びるまで永遠に不労所得が発生し続けます。
仮に月の売り上げが$10だったとします。
その場合、本を10冊出版すれば毎月$100の不労所得が自然発生することになります。
Kindle出版術を習得すれば月の売り上げが$10なんてことはないでしょうから、
実際には月に数百ドルの不労所得が発生する計算になります。
こんなにおいしい市場であるにもかかわらず、まだまだ参入者は少ないのが現状です。
需要は年々拡大しているのに、です。
紙の本が完全に消滅することはないでしょうが、
これからはデジタルコンテンツが主流となることは間違いないでしょう。
紙の本ではどんなに頑張ってもコストカットに限界がありますが、
デジタルコンテンツは極限まで価格を下げることができるからです。
デジタルコンテンツはただのデータですから、
何冊売ろうがコストが増えることはありません。
紙の本の価格が1000円で原価が500円だったとした場合、
100冊売れば原価は50000円かかることになります。
しかし、電子書籍なら100冊売ろうが1000冊売ろうが原価は一緒なのです。
アマゾンが電子コンテンツに注力しているのは、
情報ビジネスがそれだけおいしいビジネスだからです。
今儲かっている大企業も情報を扱っている会社ばかりですよね?
Google,Apple,Facebookなど。
「Appleはスマホとかパソコン作っているじゃないか」
と思うかもしれませんが、
彼らのメインの収入源はiTunesです。
デジタルコンテンツ(データ)販売です。
逆に製造業はどんどん売り上げが落ちてきていますよね?
何でも手に入る時代になったからこそ、
モノが売れなくなってしまったからです。
情報ビジネスは大企業も採用するぐらい優れたビジネスモデルなのに、
大多数の人はその価値に気づいていません。
だからこそ、誰でも簡単に参入できるKindleで電子書籍を出版する人は少ないのです。
電子書籍市場は今ならまだ先行者利益が得られます。
いつの時代も決断の早い人間がチャンスを掴みます。
「どうしようかな」と迷っている間にライバルに先を越され、
決断したころにはすでに時遅しというのがよくあるパターンです。
彼らは決して能力が高いからチャンスを掴んだわけではありません。
決断が早かったからチャンスがつかめただけです。
それぐらい「スピード」というのはビジネスにおいて重要なのです。
今はまだ電子書籍に参入してくる人は少ないですが、
あと1~2年もすれば急激に参入者が増えるのは間違いないでしょう。
ブログ100記事書いても1000円も稼げないのであれば、
その情報をまとめて電子書籍にしたほうが圧倒的においしいからです。
ブログやYoutubeなど即金性がなく、
稼げるようになるまで時間のかかる媒体よりも、
すぐに現金が手に入るKindleのほうがいいことに気づく人が増えてくるでしょう。
ブログはアクセスを集めるのも自分でやらないといけませんが、
Kindleならアマゾンが勝手にアクセスを集めてくれます。
電子書籍出版代行業者なんてビジネスもあります。
あなたの原稿を代わりにアップロードして、
ちょこちょこっと手直しをするだけのおいしいビジネスです。
Kindleの出版なんて小学生でもできるくらい簡単なのに、
出版代行するだけで価格は30万円です。
詐欺とは言いませんが、ボッ〇クリとしか思えません。
電子書籍はコストをかけないからこそ魅力的なのに、
30万円も支払ったのでは意味がありません。
電子書籍は表紙を外注するなどのコストがかかる場合がありますが、
ネオコンテンツビジネスAtoZではそのような方法はいっさい紹介しません。
極限までお金をかけずに利益を最大化することにフォーカスしているからです。
表紙は外注しなくても簡単に自作することができます。
仮に表紙の作成に5000円かかるとしたら、
10冊出版したら50000円かかることになります。
その金額をペイするまでにどれぐらいの時間がかかるでしょうか?
下手したら収支はマイナスになります。
デジタルコンテンツは極限までお金をかけない弱者の戦略だからこそ、
その優位性が発揮されるのです。