アガペーユリイカ瞑想
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アガペー・ユリイカ瞑想 解説
アガペー・ユリイカ瞑想 解説
アガペーとは「慈悲・慈愛・思いやり」、ユリイカとは「わかった! これだ!」という「閃き→アハ体験」のことで、この2つの状態をつくりだす効果を持つものが「アガペー・ユリイカ瞑想」です。
やり方は、とても簡単、単純で、苦しんでいる方の幸せを心のなかで願うだけです。
写真があったら写真でもよいし、名前が解っているなら、名前だけでもよいし、写真もなく名前も定かでないときは、イメージだけでもよいし、イメージが苦手なら、最近、見聞きした苦境に喘いでいる人でもよいし、出先で見かけた辛そうな見知らぬ方でもよいです。
つまり、「このままでも良いは思えない」苦しそうな、他人の幸せを願うということです。
知っておいて頂きたいのは、自分でなく、他人の幸せを優先的に願う、という精神活動は、我々の脳に変化をもたらすことです。
無条件で自分以外のものの幸せを祈る時に、ガンマ波は強くでるということです。
例えば、猫好きな方は、野良猫を見ると、幸せを祈らずにはいられないものですが、この時、強いガンマ波が出ます。このとき、瞳孔も開いています。
孫を可愛がるお祖父さん・おばあさんも、一人の人間として可愛がている場合は瞳孔が開き、溺愛や偏愛している場合は、瞳孔がむしろ縮小します。
で、このアガペー・ユリイカ瞑想の研究を行った米国のリチャード・デビッドソン博士(マインド・フルネスの創った方)は、「脳科学(神経科学)の文献では、かつて1度も報告されたことのないレベルのガンマ波の増加が検地された」と報告しています。
脳機能画像診断、いわゆる、MRIでは脳の左側前頭葉が劇的に活発になる画像が得られました。ちなみに、左側前頭葉は「幸福を感じる回路」があるところで、他人の幸せを願っていると、自分も幸せをかんじるということが確認されました。
さらに、特に瞑想せず、瞑想している人の傍にいるだけでも、波は同調しはることも確認されています。
2002年、瞑想中の脳波を計測するため、米・ウィスコンシン大学マディソン校での瞑想家の脳波を測定する実験があり、ここで、精神科医のリチャード・デイヴィッドソン教授はとんでもない発見をしました。
研究者らのド肝を抜いたのは、チベット仏教僧ミンギュル・リンポチェ氏で、彼の脳波が常人とはまったくの別物であろうとは予想されてまいましたが、結果は研究者たちが腰を抜かすほどのものでした。
心理学者のダニエル・ゴールマン博士が、専門誌にその異常っぷりを伝えているのがこちらです。
「脳波を見て驚いたのは、どんな時にでもガンマ波がとても強いということです。瞑想中だけでなく、1日中どんな時でもガンマ波が強いのです。その理由は我々にも分かりません。科学は未だかって、このような現象に遭遇したことがなかったからです」
ご存じの通り、ガンマ波は、何カ月も悩み続けた問題が解決できたときなどに0.5秒ほど検出されたり、リンゴを食べたり、リンゴを食べることをイメージした時、その味・音・匂い・景色を統合する際にコンマ数秒ほど、つまり極めて短時間しか持続しないというもので、未知の物事を瞬間的に認識した時に起こるいわゆる「アハ体験→ユリイカ」でも検出されることがわかっています。
しかし、ミンギュル・リンポチェ氏の脳では、短時間しか出ないはずのガンマ波が持続的に、瞑想していない時にも、常時検出されたのだから驚きと言う他なく、さらに、瞑想中にはそのレベルが驚異的に上昇することも判明しました。
ミンギュル・リンポチェ氏fMRIに入ってもらい、慈悲の瞑想(アガペー・ユリイカ瞑想)をしてもらったところ、瞑想状態に入って数秒で、ガンマ波のレベルがそれまでの700~800倍に跳ね上がった。これには研究者も開いた口が塞がらなかったということです。
それまでの常識では、ガンマ波はイライラしている時に多くみられるとされていたので、この脳波は、ミンギュル・リンポチェ氏が激怒しているほどの超興奮状態にある、と解釈されました。もちろん、ミンギュル・リンポチェ氏は静かに目を閉じて、穏やかなままです。
ミンギュル・リンポチェ氏はこの状態を「ゆったりとして、広がりがあり、どんなことにも準備ができている状態」と語っていているが、先述したように、ガンマ波がアハ体験を引き起こしているとすれば、ガンマ波が持続的に出ているミンギュル・リンポチェ氏は常にアハ体験をしており、瞑想時には強烈なアハ体験をしていると推測されます。
「二週間しか修行していない超初心者の瞑想者でも、ミンギュル・リンポチェ氏ほどではないにしても常人とは比較にならないほどのガンマ波がでています。科学や心理学は、一般人を対象に研究をしていましたが、数が多いからといって、それがスタンダードではない可能性があります。
ガンマ波は、厳しい環境、たとえば深い森で道に迷う、とか、洞窟や暗闇の中を探検する時にも出るので、もしかしたら、我々が、その力を失っており、我々こそが異常なのかもしれません。」と述べている研究者もいました。
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