記事作成(座右の銘)
2020/06/10
日々是好日
(にちにちこれこうにち )
唐の大禅匠
雲門文堰(うんもんぶんえん)
雲門文堰(うんもんぶんえん)
好日の好は好悪の好ではありません。
「嵐か、よし、嵐何するものぞ!」、
「失ってしまた か、よし、どうにか
これを改善しよう!」と、積極的に
生きる決意 "よし” がこの "好” なのです。
禅では、過ぎてしまったことにいつまでも
こだわったり、まだ来ぬ明日に期待したり
しません。
目前の現実が喜びであろうと、悲しみであ
ろうと、ただ今、この一瞬を精一杯に生き
る。
その一瞬一瞬の積み重ねが一日となれば、
それは今までにない、素晴らしい一日と
なるはずです。
自分にとって、どんなに都合の悪いこと
が起きても、そのことを、どう受け止めて
いくか、それが一番大事だと思います。
そんなこだわり、とらわれをさっぱり捨て切って、その日一日を
ただありのままに生きる。 清々しい境地です。
少しでもこの心境に近づければと思うこの頃です。