どちらがいいですか?

2020/08/26

価値観について

ある成功者から言われた言葉を共有しますね。

これは価値観にもよるので、個人の生き方を否定する意図ではありません

でも、こういうケースってよくあると思うんです。

例えばサラリーマンとして40年間勤め上げる間に、コツコツと貯金をする。
2000万円貯金できたら、その2000万円で定年と同時に夢の喫茶店をオープン。
店舗を借りてこだわりの内装をする。
コーヒーマシンやテーブル・椅子などを購入し、オープンする。
ワクワクしながら、こんな感じの店にすると妄想を膨らませます!

 

そこからはオーナー件マスターとして、毎日お店に出て一所懸命働く。
売上を必死にあげて、経費をコントロールして、何とか利益を捻出する。
しかし、当初の思い描いた店の経営ではない。

 

これは「労働者としてのお金の稼ぎ方」ですね。
40年間労働して節約して2000万円ためて、ためたお金でまた次の新たな労働収入で稼ごうという方法です。

 

一方、こういう方法もできます。

銀行から2000万円融資を受けて儲かるビジネスモデルを持ったカフェのフランチャイズを開業。
そこで働く社長を外から雇い入れ、出た利益で返済を行いながら自分も利益を得る。

 

という方法です。

 

これは「不労所得者としてのお金の稼ぎ方」です。

自分のお金を使わずに2000万円を用意し、その「他人のお金で他の人に働いてもらって自分の”不労所得”を稼ごうという方法です。
 

どちらもお金を稼ぐ方法であることには変わりはありません。
そして最初に言ったように、どっちがいいとか悪いとかはありません。
それは価値観によるからです。

 

ですが、前者は自分の時間を使ってお金を稼ぐので、収入の上限に限りがあります。
自分が倒れたら終わりです。

 

一方後者は他人の時間を使ってお金を稼ぐので、上限はありません。
例えば前者の方法で5店舗10店舗やるのは不可能ですが、後者の方法なら可能です。
ちなみに後者の方法なら2000万円を貯めるための「時間も必要ありません。

 

そして前者でお金を稼ぐのに必要な知識は、コーヒーを美味しく作る知識や料理、接客マナーの知識など。
いろんな「学校や教材」で教わらなければいけないです。

 
一方後者でお金を稼ぐのに必要な知識は、「ファイナンシャル・リテラシー」。

金持ち父さんが「学校では教えない」と言っていた、お金を自分のために働かせてお金を稼ぐ知識です。

 

自分が働いて稼ぐ方法は学校で教わる。

自分が働かずに稼ぐ方法は学校では教わらない。

 

不労所得の代名詞ともいえる不動産投資。

 

でもその不動産投資が一般の人にとってハードルが高く感じるのはファイナンシャル・リテラシーを学んできていないからです。

家を買って自分の労働収入でローンを支払う。
これはだれでもイメージできますね。

 

家を買って誰かにローンを支払ってもらいながら、最終的にその家を自分のものにする。
これはイメージしにくいんですよ。

 

ファイナンシャル・リテラシーがあるかないか。

そのわずかな違いが、大きな結果の違いを生みます。

人生は一度きり、時間は有限です。

あなたはどちらがいい
??