ロバート・キヨサキからのメッセージPart.2

2020/09/03

誰の内面にも貧しい人はいる

貧しい考え方を持つ人は、欠乏感を信じ込んでいます。
彼らは収入以下の生活をしており、恐怖で行動することも多くあります。
彼らは勤勉な労働者であり、多くの場合、生計を立てるために2つの仕事を掛け持ちしています。

しかし、彼らは何とか首をつなぐために足踏み状態でいるので、出世には苦労しています。
また、もっと多くのお金があれば全ての問題は解決されると考えています
しかし、お金が問題を解決することは滅多になく、むしろ消費の習慣を強めてしまうのです。

中流階級の考え方を持つ人もまた、異なる理由で、異なる手段を介して給料ぎりぎりの暮らしをしています。
彼らは高給の仕事をしているので、大きな家や車など贅沢なガラクタを何でも手に入れることができます。
現金では買えないものは、喜んでクレジットカードで支払います。
これは、金持ち父さんが「労働者階級の夢」と呼んでいたものです。
経年的に中流階級は、高給取りの仕事に就くか、より多くの余裕を得るために長時間労働をするかのどちらかで維持されるライフスタイルを構築します。

一方、金持ちの考え方を持つ人は、創造的で、リスクを回避します。
彼らは、貧しい考え方を持つ人のように安心感に頼ることはありません
そして、彼らは給料のために働きません
他の2つのマインドセットを持つ人のように、お金を失うことを恐れません。
金持ち父さんは、私を無償で働かせました。
彼は、私に貧しい考え方をして欲しくなかったのです。
つまり給料のために自分の時間を交換するような人になって欲しくなかったのです。 

金持ち父さんがクワドラントの説明をしてくれたので、人が働く時間を何年もかけて測ってみると、小さな違いが大きな違いに発展することがよく分かりました。
キャッシュフロー・クワドラントのおかげで、自分が何をしたいのかではなく、現役時代に何者になりたいのかを決めた方がいいと分かりました。
暗闇の中で私を前進させてくれたのは、この深い知識と、2人のパワフルな父親からの教訓でした。

ある考え方を持ったグループが一方の側にいて、別の考え方を持ったグループがもう一方の側にいます。
彼らは皆、一つのお金のゲームで遊んでいますが、クワドラントによって異なる視点と異なるルールを持って遊んでいます。

ここでの大きな問題は、クワドラントの左側の人々は、右側の人々が何をしているのかを見ることができないことです。
しかし、右側の人々は左側の人々が何をしているかを正確に知っています。


あるクワドラントから次のクワドラントへの道は、内面的な旅です。
それは、一つの核となる信念と技術的スキルから、別の新たな信念とスキルへの旅なのです。

このプロセスは、自転車の乗り方を学ぶのによく似ています。
最初はよく転びます。
特に友達に見られていると、イライラしたり、恥ずかしくなったりすることも多くあります。
しかし、しばらくすると転ぶことがなくなり、自動的に乗れるようになります。
もしまた転んでしまっても、立ち上がってまた乗れると分かっているので、大した問題ではありません。

安定した仕事という感情的なマインドセットから、経済的自由というマインドセットに移行するときのプロセスは同じです。

まだまだ続きます。
乞うご期待!!