医療分野でのシンバイオティクス (生き生きサロン4・腸を元気に)

2020/07/11
町内の生き生きサロンの催し、ヤクルトさんの出前講座「腸を元気に」。年一回、三年連続で来ていただきましたが、3回で終わりということで、「予防医学」「健腸長寿」という観点から
お話しいただいた内容のメモや頂いた印刷物など参考に、
自分のためにも学び直しながら、動画にしてみました。

おはようございます、あやのです。

ヤクルトさんの出前講座の内容にはありませんでしたが、
いただいた印刷物より、

今日は、医療分野でも注目されてきている
シンバイオティクスの投与についてのおはなしです。



名古屋大学医学部付属病院胆道がん手術をなさるなぎの正人先生は、

胆道がん患者に
「乳酸菌・ビフィズス菌」と、
善玉菌を増やす「ガラクトオリゴ糖」を

同時に投与する「シンバイオティクス」の投与で、
 
手術後の感染性合併症のリスク低減に成功されています。


この研究により「シンバイオティクス療法」は、
現在様々な医療領域で取り入れられており、
人の命に係わる医療の現場でも
腸内フローラ研究は期待されているということです。



「人間は
からだにストレスが加わった時、
腸内の悪玉菌が増え
乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌が減ってしまいます。

これは精神的ストレス、肉体的ストレスでも同じです。

 
ましてや手術というのは人間の生体にとって、ものすごいストレスです。


我々の調べでは、
手術前後の腸内細菌の数が、善玉菌は100分の1に減り、
悪玉菌は10~100倍にも増えていました。



シンバイオティクスを取り入れることで、
手術後の悪玉菌の増加を抑え、善玉菌が減るのも防ぎ、
腸内環境がいい状態に保たれます。

そのことによって感染症が抑えられていると考えられています。」


このなぎの正人先生の言葉で、
生身の人間にとって、
手術ということは、大変なことなのだと確認させて頂きました。


ということで、今日も、健康の手作りを忘れることなく、元気に、充実していきましょう!





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