最近工場のおばちゃんです

2020/06/21

ひさびさのサラリーマン…

むしろ新鮮で楽しい

コロナ禍で営業停止になり、生きていかないといけないので仕事始めました。

手洗いの徹底に目しか出ない制服着て、完全防備の体制で仕事してます。
食品会社の工場のおばちゃんです。
ここに青手袋して介護食のパックを並べてます。

 
仕事は変われどやることは一緒、「仕事をする」です。

ビニールパックに充填された食品を加熱殺菌するために並べるのですが、なかなか重労働です。
75度以上で1分以上、ノロウィルスには85度から90度で90秒以上で加熱し、急激に冷やすことで滅菌します。

 
介護の仕事は精神的にも、肉体的にもハードルが高い仕事です。
ワタクシあすらんには到底出来そうもない事でしたが、気持ち的には2050年問題の超高齢化社会を考えるに、体が動くうちは介護の仕事に少しでもつくべきだと思っておりました。

現場ではないけれど、こうして介護に携わる仕事に係われて良かったと思います。

高齢化社会を生きる

人生100年時代、今50代の人の半分は100歳を超えると言われています。
最近では120歳時代が…なんていう人さえいます。これは事実であって、自分に当てはめて考えるとちょっと怖くもあります。

 
だって、ほらアラフィフのワタクシならあと50年以上生きるってことでしょう?

誰にどんな迷惑をかけるかゾッとしてしまうよ。
 
施設に入るにもそれなりの資金がいるし。
最近ではMAX75歳まで働けるらしいし。
年金貰えるのかわからないし。


死ぬまで自分の食い扶持は自分で稼ぎたいものです。
だから、どこで働こうがどんな仕事だろうがとにかく「仕事をする」

職場で見る介護食は、ハンバーグでも煮魚でもパスタもたくあんも全部液状です。
ニンジンの乱切り、里芋のさいころ煮も液体で、どこがさいころなんじゃ?!とかなりの衝撃を受けました。
人間の尊厳について考えさせられます。でも、実際にこういった処理が必要なのです。
誤嚥性肺炎をご存じですか?飲み込む力が低下すると、食道ではなく気道に食べ物が入ってしまいます。深刻な問題に発展するので危険を少しでも避けるため、飲み込みやすくします。

ほんの僅かな事が命取りになります。本来目で楽しむ食事が安全重視になります。

そんな介護食ではありますが、どんどん改良されていますので私たちが100歳を迎える時はもしかしたら見た目もほとんど変わらず食べられるようになっているかもしれませんね。

安心安全で、豊かに暮らせる老後を迎えたいものです。

介護食工場のおばちゃんになってわかったこと

介護の仕事に携わる事で自分の老後が見えてくる

工場で働いているのは年配者と外国人が多い、考えさせられる

食べる=生きる 身内、本人、様々な思いが浮かぶであろう介護食

今後は高齢者が人としての尊厳を守れるように進化してほしい


コロナの影響でサラリーマンになりました。日常に戻ればまた元の美容の仕事に戻るつもりではありますが、なかなかどうして楽しい職場です。

徐々にフェイドアウトしていくつもり…とはいえコロナの第2波の影響が心配です。働き方も自分自身も変えていかねばなりません。新しいスキルを手に入れて、在宅でも人に会わなくても収入を得られるようにしていきたい。変革の時期ですね。

オンラインの勉強をしつつ工場勤務で、おばちゃんはひーひー言ってます。(笑)
でも、刺激的で楽しい日々です。

願わくば誰かの助けになれるよう成長していきたいですね。

 
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