救われた1冊の本

2020/06/09

Keikoさんのおすすめ名著
救われた1冊の本

一切なりゆき~樹木希林のことば~

こんばんわ、Keikoさんです。

いつも夜・・・今夜は特別遅い時間ですがお付き合いください。連日サイポン(HP作成ツール)の激推しをしていましたが、今日は1冊の本をBlogに取り上げたいと思います。

わたしは両親の介護補助をしていますが、特に父の身の回りのお世話や言動などに振りまわれていた時期がありました。

それはもう「壮絶」でした。
2年前から認知症の疑いがあり、当初は受け入れられずに相当苦しかったのを思い出します。誰にも言えず、家族にも相談するも動けるのはわたしだけ・・・
そんな時期わたしの心と身体はズタボロ。
挙句『うつ状態』になり心療内科にも通ったほど。

そんな中1冊の本に出会います。
樹木希林さんの『一切なりゆき』

様子が変わっていく父に対して受け入れる事が出来てなかった・・・
何だろう、認めたく無かったという気持ちが強すぎたのでしょう・・・
とても肩に力が入り過ぎていたようにも思います。

この本を読んでから肩の力が軽くなりました。
希林さんはきちんと自身のガンをきちんと受け入れガンを「貴重」だとも言っています。
今となっては、壮絶な状況にさせてくれたことで、わたしの中で父に対する言動が変化が出てきました。責め続けていた父に感謝しないといけませんね。
このような気持ちになったのですから・・・
現在、父の症状は平行線でわたしは心療内科にも通ってません。

その本の中で印象に残った言葉があります。


『おごらず、他人(ひと)と比べず、面白がって、平気に生きればいい』

ね、素敵な言葉だと思いませんか?

著者:樹木希林
出版社:文藝春秋
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