初心者必見!!分かりやすい文章の書き方
2020/07/08
おすすめ名著「分かりやすい文章」の技術
「目的」を正しく伝える18のテクニック
「目的を達成する文章」はどう書くか?
日頃、読み書きする文書には必ず、お知らせ、お願い、報告などの「目的」がある。
あなたの書いた文章は「目的」を果たしているか? あなたが受け取った文章は、読んで「なるほど」と思えるか?
著 者:藤沢晃治
出版社:講談社
※ご注文は、こちらからどうぞ
日頃、読み書きする文書には必ず、お知らせ、お願い、報告などの「目的」がある。
あなたの書いた文章は「目的」を果たしているか? あなたが受け取った文章は、読んで「なるほど」と思えるか?
著 者:藤沢晃治
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<概 要>
初めに「分かりにくい文章」の事例を挙げて紹介しています。ここでは意外と分かりにくい文章が身近に多いことを実感しました。次に、「分かりやすい文章」とはどんな文章かについて、認知心理学に基づく解釈により、脳内で起きている仕組みを「脳内関所」や「脳内辞書」などの言葉を用いてユニークに解説しています。イメージしやすくてすんなり理解できました。
さらに、どうしたら「分かる」のかを解説し、分かるように配慮してある文章が「分かりやすい文章」であり、それを書くための次の5つの技術を紹介しています。
第3章以降では、この5つの技術を習得するための18のポイントとそのポイントをクリアするためのテクニックを解説しているので、ここでは、それぞれの技術の習得に必要なポイントだけ紹介します。
そのポイントは次の3つ。
ポイント1:まず重要ポイントを書き並べる
ポイント2:要点を先に、詳細は後に書く
ポイント3:不必要な情報を書かない
ポイント1:見やすい文字配色ににする
ポイント4:見出しをつける
ポイント1:正確な論理で書く
ポイント2:読み手の視点で書く
ポイント3:自分の感情は抑えて書く
ポイント4:比喩を使う
ポイント1:センテンスを短くする
ポイント2:事前分解しておく
ポイント3:曖昧さをなくす
ポイント4:キーワードを作る
著者曰く「この本が目指しているのは、目的を達成する文章の書き方を紹介すること」です。文章には、大きく分けると小説やエッセイなどの「芸術文」と意見、情報、研究成果などを伝達発表する「実務文」の2種類がありますが、この本は、「実務文」の書き方を述べています。
第1章~第2章 「分かりやすい文章」とは...初めに「分かりにくい文章」の事例を挙げて紹介しています。ここでは意外と分かりにくい文章が身近に多いことを実感しました。次に、「分かりやすい文章」とはどんな文章かについて、認知心理学に基づく解釈により、脳内で起きている仕組みを「脳内関所」や「脳内辞書」などの言葉を用いてユニークに解説しています。イメージしやすくてすんなり理解できました。
さらに、どうしたら「分かる」のかを解説し、分かるように配慮してある文章が「分かりやすい文章」であり、それを書くための次の5つの技術を紹介しています。
技術① 構成の技術
技術② レイアウトの技術
技術③ 説得の技術
技術④ センテンスの技術
技術⑤ 推敲の技術
第3章以降では、この5つの技術を習得するための18のポイントとそのポイントをクリアするためのテクニックを解説しているので、ここでは、それぞれの技術の習得に必要なポイントだけ紹介します。
第3章 趣旨を素早く伝える「構成の技術」
一読しただけで趣旨が伝わるためには、構成が大事だそうです。そのポイントは次の3つ。
ポイント1:まず重要ポイントを書き並べる
ポイント2:要点を先に、詳細は後に書く
ポイント3:不必要な情報を書かない
第4章 読む気にさせる「レイアウトの技術」
レイアウトとは、ポイントを文字面で趣旨をアピールする技術なんだと。そうした工夫で文章に「斜め読み耐性」(斜め読みしても理解しやすい)をつけられるというからビックリです。斜め読みできるかどうかって、読み手の技術だけだと思っていました。ポイント1:見やすい文字配色ににする
ポイント2:情報構造が分かるようにする
ポイント3:「かたまり」を区別するポイント4:見出しをつける
第5章 読み手を同意させる「説得の技術」
読み手が、書かれていることを理解できたとしても、その趣旨に賛成してくれるとは限りません。実務文は、読み手を説得できなければ、文章の目的を達成したとは言えません。伝えることに成功しその趣旨を納得してもらうためにはテクニックが必要なのです。ポイント1:正確な論理で書く
ポイント2:読み手の視点で書く
ポイント3:自分の感情は抑えて書く
ポイント4:比喩を使う
第6章 趣旨をスムーズに伝える「センテンスの技術」
文章はいくつもの「かたまり」の組み合わせです。「かたまり」の最小単位(センテンス)を読みやすく書くことが、「わかりやすい文章」の基本とも言えます。ポイント1:センテンスを短くする
ポイント2:事前分解しておく
ポイント3:曖昧さをなくす
ポイント4:キーワードを作る
第7章 文章をなめらかにする「推敲の技術」
推敲とは、字句を何度も練り直すことを言います。文章の最終目的を意識して、なめらかな文章にすることで、素人っぽいぎこちなさや読みにくさを取り除き、文章の身なりを整える作業をします。
ポイント1:無駄はないか
ポイント2:自然な語感か
ポイント2:自然な語感か
ポイント3:丁寧な表現か
第8章「わかりやすい文章」を書くためのチェックリスト
著者が、辞書と一緒に、ぜひ、この本を手元においてほしいとの願いを込めていることがよく分かります。
著者が、辞書と一緒に、ぜひ、この本を手元においてほしいとの願いを込めていることがよく分かります。
全体の構成も、必要な部分を必要な時に見るマニュアルのように整理されていて、実務に役立つ本だと思います。
ぜひ、ご活用ください。
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