卑弥呼の早期退職日記【200】

2021/01/03
コロナについて、長文ですが…

私が信頼しているDr中元が
Facebookで

岡 秀昭医師の発信を
シェアしていたのですが

それが
とても大切な内容だったので
ここで共有させて下さい。

これが今、現場で起きている真実です。


※☆※★※☆※★※☆


医療の現場から。 
静かにしたたかに
人を死に至らしめる。

実に静かだ。
これがコロナの重症化から
最期のイメージ。

軽症から重症まで
この感染症を200例近くみてきた。

最初は死亡例はしばらくなく
まあ偶然と思いながらも
どこかで治療方針に
手応えも感じていた。

しかし最近は
力及ばす死亡例も増えてきた。
勘違いだった。

私はかつては
呼吸器内科をしていたこともあり

間質性肺炎増悪などの
重症呼吸不全も
それなりに見てきた。

CT画像はそれらとそっくり。

最近、訪問診療で
慢性間質性肺炎
(特発性肺線維症)の患者を
診察しながら違いに気づいた。

これらの患者では
動くと苦しい、息が切れるという。
喘息や心不全の患者もしかり。

咳き込み、ぜいぜい
ヒューヒュー音を立てて苦しがり

はーはードキドキ
全速力で走った後のように
呼吸も脈も早い。
肩で息をする。

患者は動的だ。

ところが
コロナの患者では違う。

風邪のように
大したことがなさそうに
日にちをかけて時間が経過する。

どんどん悪くなる
というよりも横ばい。

しかしその後にふっと
突然に
呼吸のモニターの値が低下する。

患者に苦しいか?と聞くが
いやそんなに苦しくないという。

意識もはっきりしているのだ。
胸が痛いとも言わない。

それほど咳き込むわけでもなく
ゼーゼーヒューヒューもなく静かだ。

全員ではないものの
それほどハーハードキドキもしていない。

至って静かなのに
酸素のモニターだけ下がる。

酸素モニターを見なければ
重くなっていると気づかない。

患者は静的だ。

ここで人工呼吸器の
選択をしない場合
静かにやがて呼吸が止まる。

これが私の経験してきた
コロナの最期だ。

不謹慎だが
自分が死ぬときは
コロナでも悪くないと
思うくらい苦しまない。

しかし、苦しがらない分
家族には突然の死がおとづれ

衝撃の大きい受け入れ難い
最期なのかもしれない。

しかも最期の面会も
ある程度、制限されてしまう。

実に静かに
したたかに人を殺す
ウイルスだと思う。

私たちに風邪と欺き
油断させ

突如にアサシンのような
本性を表す。

特に年寄りに
持病がある弱者に。

このウイルスを風邪だと思うなら、
相手の思う壺だろう。

私は研修医に
データや画像ばかり見ずに
患者の声をよく聞け

丁寧に全身を診察しろと
指導してきた。

しかし、コロナに関して
患者の見た目に騙されるな。

モニターのデータを注意深く
観察しろと助言したい。



※☆※★※☆※★※☆


卑弥呼はまさに
呼吸器の持病があり

コロナに罹ったら
一発アウトと思っているので

ゾッとしたと同時に
苦しまないのが救いだと
思いました。

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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