卑弥呼の早期退職日記【328】

先日、高齢者の入居者さんが
LINEで

「入居の施設が決まりました。」と
報告して来たので

夕方、部屋に行って
話を聞きました。

この方は
脳梗塞の後遺症で
脚が不自由なので

杖をついて
歩行しているのですが

メゾンド卑弥呼に入居する前には

散歩や買い物に出かけ
途中でヘトヘトになって
動けなくなり

自分で救急車を要請して
救急車をタクシー代わりに使って
家族が厳重注意されていたようです。

ここでも最近
近所のコンビニやマツキヨに
散歩がてら出掛けた帰りに

近所の人に肩をかりて
帰宅したり

定期的に受診している
徳洲会病院に

片道1000円の
タクシー料金を
節約しようとして
徒歩で行って

やはり途中でヘトヘトになって
救急車を要請したりする日々が
続きました。

卑弥呼の所に
様子伺いに
妹さんが電話して来るので

最近の様子を伝えたところ
「ケアマネと相談してみます。」と
話されていたので

てっきり
介護施設に入居するのかと思ったら

普通のアパートの2階に
越すのだと言います。

しかも
費用がメゾンド卑弥呼より
4万円高くなるのだそう。

メリットは
アパートの隣が
内科のクリニックなので
すぐ診てもらえる事と

弟さんが
近くに住んでいる事らしいのです。

メゾンド卑弥呼での生活でも
月末には
お金が無くなって

スマホ料金が支払えず
止められていたり

入院費を払った翌月からは
メゾンド卑弥呼の使用料金を
分割で払にして欲しいと
言ってるのに

引っ越しして
4万円高くなって
支払いが出来るのか

誰か援助してくれるのか
尋ねると

兄弟妹も子供も
援助は期待できないと言うので

このまま
越さない事となりました。