今日は何の日

 

「いと（10）おいしいよう（8）かん」
と読む語呂合わせから

美味しくて
疲労回復に良いとされる


ビタミンB1を多く含む
羊羹を食べて
元気になってもらうことを目的に

練羊羹発祥の地とされる
和歌山県の串本町にある

手作り羊羹で有名な
紅葉屋本舗を営む
坂井良雄氏が制定しました。

羊羹の基本材料は
小豆・寒天・砂糖ですが・・・
 

実はようかんは
あんこを使うような
甘い和菓子ではなく

もともとは
スープ料理でした。

ようかんは漢字で
「羊羹」と書きますが
その漢字の意味のとおり

「羊の羹（肉や野菜を汁を多くして煮たもの）」
のことで
羊のスープだったのです。

ようかんは
中国から伝わった食べ物で


中国では
貴族によって楽しまれている
スープ料理で

 

僧侶によって
中国から日本へと
ようかんが伝えられたのですが

仏教では肉を食べるのが
禁止されていたため
 

肉の代わりに
小豆を汁に入れて食べていました。

やがて
ようかんはお茶の席の
「お茶受け」として
登場するようになり

江戸時代に入った頃には
砂糖などが加えられた
ようかんが誕生しました。