今日は何の日
2月 15日は
「春一番名付けの日」です。
2月 15日は
「春一番名付けの日」です。
☆★☆▼△▼△★☆★☆◆◇◆◇★☆★☆▼△▼△☆★☆
「春一番」という言葉が
初めて使われたことを記念し
制定されました。
「春一番」とは
日本各地でそれぞれ観測され
早春(立春(2月4日頃)から
春分(3月20日頃)までの間)に
その年に初めて南から吹く
暖かくて強い風のことをいいます。
西高東低の冬型の気圧配置が
緩み始めると
大陸に移動性の温帯低気圧が発生し
日本海で急速に発達します。
その低気圧に向かって
南からの暖かい風が入り込み
強風が吹き荒れる現象です。
春一番の定義は
日本海を 進む低気圧に向かって
南側の高気圧から10分間平均で
風速8m/s以上の風が吹き込み
前日に比べて気温が
上昇することが認定基準になります。
また、春一番は
毎年必ず吹くものではありません。
認定基準を満たさないと
春一番とはいえないため
立春の前や春分を過ぎてから
南よりの強風が吹いても
それは春一番ではないのです。
近年では2021年に
九州南部・奄美地方は春一番が
吹きませんでした。
春一番は
風速8メートル以上の強風が吹きます。
このとき、突風や竜巻
高波の被害が報告されることもあります。
また、春一番が吹いた日は
気温が上がって暖かくなりますが
翌日には冬型の気圧配置に戻り
寒くなること が多いそうです。
これを「寒の戻り」と言います。
もともと「春一番」という言葉は
長崎の漁師の間で
使用されていたものとする説があり
1859年(安政6年)2月13日
長崎県壱岐郡郷ノ浦町
(現:壱岐市)の漁師が
漁に出た際、強風で船が転覆し
53人の死者を出す事故があって
この事故で「春一番」という言葉が
全国に広まったのだそうです。
1963年(昭和38年)2月15日の
朝日新聞朝刊にて
「春の突風」という記事があり
これが「春一番」という語の
新聞での初出とされ
これに由来して、2月15日が
「春一番名付けの日」とされています。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
ありがとうございます。