今日は何の日

2022/03/17

 3月 17日は
「薔薇忌」です。

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小説家・評論家の
塩月赳(しおつき たけし)の
1948年(昭和23年)の忌日です。


 

評論集『薔薇の世紀』から
「薔薇忌」と呼ばれます。


 

塩月赳は
台湾に渡り
台湾美術界に
多大なる貢献をした




宮崎出身の画家・
塩月桃甫
(しおつきとうほ)の
息子として




1909年(明治42年)
1月12日に宮崎県に生まれ


 

東京帝大
美学科を卒業しました。


 

太宰治と親しく
『海豹』に加わり


 

『浪漫古典』に
作品を発表し


 

『散文』を
主宰しました。


 

その後、政界往来に勤務し
東洋経済から
北京に行き戦後帰国
39歳で死去しました。


 

著作には小説『或る幸福』
評論集『薔薇の世紀』があります。


 

また、太宰の短編小説
『佳日』は


 

1943年(昭和18年)
4月29日に目黒雅叙園で行われた
塩月赳の結婚式の体験を素材に
書かれました。


 

太宰は身内代わりとなって
結納を納め
式の打ち合わせを行うなど
塩月のために種々尽力しました。


 

この『佳日』は
1944年に映画化され


“ この作品は
ほとんどが事実そのまゝの作品で
人物もよくつかまれており
正確にえがかれている。


 

(中略) 太宰の
友人を大切にしている状況が
手にとるようにみえる。


 

友人に誠実であった太宰を
もう一度
なつかしく思いだしたほどである。


 

大隅忠太郎というのは
本名はSという男で



僕たちに共通の友人だから
彼の頭の禿げかゝつていることや



言動まで
じつに巧妙に正確に
写しだされていることが
わかるのである。

瀬川教授は
多少、脚色されているが
これは、井伏鱒二氏である。” と


 

結婚式に出席した山岸外史が
後年記しています。

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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