卑弥呼の早期退職日記【755】
2022/07/13
卑弥呼は
39年の看護師生活を
早期退職して
2020年の10月に
シェアハウス
メゾンド卑弥呼を
オープンさせました。
当初
入居者として
想定していたのは
卑弥呼の職場だった
精神科病棟に
長期入院している
次に
行き場がない方々で
昼間は
バス1本で
病院まで通えるので
病院の中にある
デイサービスに
通ってもらいながら
訪問医療や
訪問看護も利用して
生活してもらおうと
考えてスタートさせました。
精神病院に
入院していたとか
生活保護を
受給しているからと
ひとりでの
生活能力は十分あるのに
部屋を
借りられない場合が
多くて
卑弥呼も
担当看護師として
受け持っていた患者さんが
せっかくその気になって
不動産屋さんに行っても
大家さんから許可を貰えず
悔しい思いを
何度もしていたのです。
卑弥呼が
退職直前まで
14年間勤務していた
依存症専門病棟に
入院して来る
患者さんの場合だったら
依存物質さえ取り除けば
普通の人と
ほぼ変らないので
普通に不動産屋さんとの
会話もスムーズにでき
ヘタしたら
値段交渉まで
出来てしまう様な方が多いので
問題ないのですが(笑)
慢性の
精神疾患を持って
入院している方々は
もともと
他者との接触が苦手だし
薬を飲み続け
治療を継続してさえいれば
問題はないのですが
大家さんにしてみたら
「 狂って火でも出されたら… 」と
言われてしまいます。
実際に卑弥呼も
シェアハウスの大家として
全く情報の無い
精神疾患を持つ方を入居させて
トラブルに見舞われました。
※ 下記はその時の日記です
卑弥呼の早期退職日記【439/錯乱状態】
https://saipon.jp/h/TODAY-himiko2020/1/post-24929/
卑弥呼の早期退職日記【440/錯乱状態②】
https://saipon.jp/h/TODAY-himiko2020/post-24939/
卑弥呼の早期退職日記【441/後始末】
https://saipon.jp/h/TODAY-himiko2020/post-24940/
卑弥呼の早期退職日記【442/後始末②】
https://saipon.jp/h/TODAY-himiko2020/post-24954/
この方の入居は
卑弥呼が勤めていた病院とは
全く関係なく
卑弥呼が
プレゼンに回った
不動産屋さんからで
本人が見学に来た際に
聴取した情報の
精神病院に入院したことがある。
病名は〇△で
今飲んでいる薬は〇◇。 と言う
自己申告だけを信じて
入居させてしまったので
精神科の看護師だった
卑弥呼でさえ
精神疾患を持つ方の
病気の情報が
まったく無い場合や
今回の様な
嘘の申告だった場合には
こんな結末となるのかと
反省しきりで
次に
精神疾患を持つ方を
入居させる場合には
自己申告だけでなく
診断書&情報提供書の提出が
必須条件だと思っています。
因みに、この方は
卑弥呼の勤めていた病院から
もともと通っていた病院に転院し
そこを退院後
シェアハウス
メゾンド卑弥呼からは
退去しました。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
ありがとうございます。