今日は何の日

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世界中を魅了した映画
『ローマの休日』が

アメリカで公開された
1953年（昭和28年）8月27日にちなんで


 

東京都豊島区東池袋に事務局を置き
イタリアのアイス「ジェラート」を

より身近にしようと活動する
日本ジェラート協会が制定しました。

映画の中で
オードリー・ヘプバーン演じる
アン王女が

スペイン階段で
ジェラートを頬張るシーンは

ジェラートを世界中の人々に知らしめ
ローマを訪れる観光客の
憧れのデザートとなりました。

ジェラート（gelato）は
イタリア語で

「凍った」という意味を持つ
氷菓のことです。

発祥はフィレンツェで
イタリア人の夏には
欠かせないお菓子で

果汁・果肉・牛乳・砂糖・
時にはコーヒーや香草などを混ぜた物を
凍らせて作ります。

ジェラートの歴史として
最も古い記録が旧約聖書で

その中に出てくる
「乳と蜜」で

長老たちは
夏に氷雪で冷やした
ミルクシャーベット風の食べ物を
愛飲していたと書かれています。

ジェラートとアイスクリームの違いは
アイスは中に空気が含まれていることで
氷のように固くならないのですが

この空気の含有量に
アイスクリームと
ジェラートに大きな違いがあり

アイスクリームは50％以上なのに対し
30％前後と少ないのがジェラートです。

空気が少ないため
密度が濃くなめらかになるので

素材の味を
しっかり味わうことができるのだそうです。