今日は何の日

2022/09/04

9月 4日は
「くじらの日」です。

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「く(9)じ(4)ら」と読む
語呂合わせから

水産資源の適切な管理・
利用に寄与することを目的に
鯨と日本人の共生を考える日として

鯨類その他の海産哺乳類の
試験研究などを行う

一般財団法人・日本鯨類研究所が
制定しました。

クジラ(鯨、whale)は
哺乳類のクジラ目、あるいは鯨偶蹄目の
鯨凹歯類に属する水生動物の総称で

その形態から
ハクジラとヒゲクジラに大別されます。

ハクジラの中でも比較的小型
(成体の体長が4m前後以下)の種類を
イルカと呼ぶことが多いのですが

この区別は分類上においては
明確なものではありません。

日本やインドネシア、フィリピン
ノルウェー、アイスランドなど

古くからクジラから採取した肉や
皮を食べる習慣がある国や地域が存在し

また、鯨骨は狩猟具として加工利用され
ヒゲクジラ類の鯨ひげは
工芸などの分野で盛んに用いられ

釣竿の先端部分、ぜんまいなどにも
利用されています。

魚食文化をもつ日本で
くじらは昔も今も
食卓の大事な主役のひとつです。

初めての人でも
そのおいしさに驚かれるでしょう。

くじらは魚にも
ジビエ(狩猟で獲られた鳥や獣の肉)にも似ている
不思議な食材です。

鯨肉の刺身は
マグロに匹敵する濃厚な味わいで

生食のほか、揚げても、焼いても
おいしいことから

海からの恵み
マリンビーフとも呼ばれています。

また、皮(脂身)は
独特の風味をもち
コクがありながら後味がすっきりしています。

鯨肉の魅力はおいしさだけではありません。

【キーワード1】
 ダイエット、女性の味方
「高タンパク、低脂肪」

くじらの肉は
牛や豚のような畜肉に比べて低カロリーです。
その理由は
タンパク質と脂肪含有量の違いにあります。

畜肉類の食べすぎは
脂肪の過剰摂取につながります。

その一方で、くじらは
筋トレやダイエットに理想的な
タンパク源とされている鶏ささみと
同等のカロリーであり

その脂肪分はさらに低く
鶏ささみの約半分です。

【キーワード2】
 抗疲労効果成分「バレニン」

くじらの肉に抗疲労機能をもつ
アミノ酸「バレニン」が
大量に含まれていることが判明しました。

このバレニンは特にヒゲクジラの赤肉に多く
ミンク鯨赤肉100gの含有量は1,874mgと
高い数値になっています。

バレニンがには、筋肉耐久力アップ
疲労防止・回復・抗酸化・
活性酸素の除去機能などの働きがあります。

【キーワード3】
 貧血予防に効果的な「鉄分」

鉄分は、体温の維持、疲労防止
成長の促進など
体にとって基本的な機能を高める効果のある
ミネラルです。

女性に特に多くみられる貧血の
90%は鉄分の欠乏によるものとされており

鯨の赤肉には
吸収されやすいヘム鉄が含有され
貧血の予防に役立ちます。

【キーワード4】
 医療現場も注目の
「代替動物性タンパク源」

近年、老若男女を問わず
食物アレルギー患者が増加の傾向にあります。
特に子供のアレルギーの主な原因は
卵、牛乳、小麦、大豆などの
良質なタンパク質を含む食品です。

くじらの肉は安全で
栄養価の高い動物性タンパク源であり
アレルギー患者やその家族にとって
一家そろって安心して食べられる
頼もしい代替タンパク源となっているのです。

1987年以来
ほぼ毎年アレルギー患者とその家族に
くじらの肉が供給され
その量は、2004年から2009年まで
年間平均約25トンにも及びます。

【キーワード5】
 「EPA・DHA(不飽和脂肪酸)」

くじらの赤肉類は低脂肪の食材です。
一方、畝須や本皮などは
脂肪分が多い部位です。

こうした部位には、魚介類と同じく
多価不飽和脂肪酸
(EPA、DHAなど)が含まれており

これらの脂肪酸を摂ることが
血流の改善につながると言われています。

さらにくじらには
血液の流れを良くする機能をもつ
DPA(ドコサペンタエン酸)が
多く含まれており

EPA・DHAと比較して
10倍以上の効果があると報告されています。

DPAは、くじらの肉の部位の中でも
特にベーコン(畝須)に
多く含まれています。

【キーワード6】
 最近話題の保湿成分
「コラーゲン」

まだあまり知られていませんが
くじらは多くのコラーゲンを含む食材です。

わたしたちの食卓に
日常的にあがる動物性タンパク源
(畜肉、魚介類、くじらの肉など)は

主に水分、タンパク質と脂肪から
成り立っています。

(筋)肉では
その約20%がタンパク質ですが
そのタンパク質には
筋線維タンパク質と
結合組織タンパク質の2種類があります。

コラーゲンは後者のタンパク質で
筋肉組織を一定の状態に
保持する役割を果たしています。

畜肉でも、魚肉でも、くじらの肉でも
コラーゲン含有量は
種類や部位によって差異があります。

特に、くじらのベーコンには
コラーゲンが多く

その原料となる畝須の
コラーゲン含有量は28%という
報告もあります。

【キーワード7】 
「プラズマローゲン」

プラズマローゲンは
リン脂質の一種で

脳細胞、神経細胞に多く
含まれている成分です。

脳神経細胞の研究において
研究素材として注目されています。

このプラズマローゲンは
くじらの脳にも含まれていること
が明らかとなり

将来の研究素材の一つとして
有用であることが報告されています。

ここからは
鯨の肉に因む商品を
紹介します。

【送料無料】
旭フレッシュ 
くじら缶詰め120g 
鯨焼肉×4個、鯨大和煮×4個
【計8個セット】

赤白詰合せ ベーコン
( 50g × 6パック ) 

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