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1994(平成6)年11月17日に
茨城県土浦市に
全国の蓮根産地が集まって

「蓮根サミット」が
開催されたことが由来で
制定されました。

レンコン（蓮根）は
はすね・蓮茎・藕などとも書き

原産地は
中国またはインドで

ハスの地下茎が肥大した物で
食用として沼沢地や蓮田などで
栽培されます。

旬は10月から3月までで
「蓮根（はすね）掘る」は
冬の季語です。

輪切りにすると
穴が複数空いている形になり

レンコンは
空気が少ない泥中にあるため

この空洞は
取り込んだ空気を行き渡らせて
呼吸を助ける役割があります。

この穴は
日本では「先を見通す」ことに通じ
縁起が良いとされています。

日本では奈良時代に
レンコンの栽培が始まりましたが
当時の在来種は収穫量が少なく

本格的に
栽培されるようになったのは

新たに中国種を導入した
明治初期以降です。

上記の「蓮根サミット」が
開催された茨城県土浦市は
レンコン栽培が盛んで

市町村別の生産量ランキングで
全国1位です。