卑弥呼の早期退職日記【906】

2022/12/11



卑弥呼が
2020年6月末で
早期退職して
立ち上げた


シェアハウス
メゾンド卑弥呼の
入居者さんとなった
86歳の伯父さんですが


加齢黄斑変性症で
明暗位しか
判別できないほどの
視力なのに


ひとりで
スーパーに買い物に
出かけたようです。


卑弥呼が
Wワークの
デイサービスの仕事から
帰宅したら


玄関の靴が移動してて
アレッ??? と思ったら


リビングのテーブルに
林檎とみかんと
ピーナッツチョコの大袋と
耳かきが置いてあり


問うと
「 卑弥呼と一緒に行く
でっかい公園の向かいに
スーパーがあるって聞いてたから

みかんが食べたくって
ちょっと行ってみた。

眼がほとんど見えないと
店員に事情を話したら
連れてってくれて
耳かきも買えた。 」と。


「 帰りは道に迷っちゃって
30分くらいウロウロしたけど
長年の勘で帰ってこられた。」と。


シェアハウスの
母屋の玄関は
オートロックで締まり
暗証番号で開錠できるから


眼が不自由でも
番号さえ知っていれば
出入りが可能なのは
安心材料ですが…


いちど成功体験をしてるので
これからは
頻回に外出しそうな予感です。


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ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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