今日は何の日
4月 19日は
「飼育の日」です。
4月 19日は
「飼育の日」です。
「し(4)い(1)く(9)」
(飼育)と読む語呂合わせから
飼育係をはじめとして
動物園・水族館で働く人の
様々な仕事を紹介し
その仕事への理解を
深めてもらうとともに
施設への関心を
高めてもらうことを目的に
教育活動の充実や
希少動物の保護・繁殖などを
目的に活動している
公益社団法人・
日本動物園水族館協会
(JAZA)が制定しました。
この日には
都立の多摩動物公園・
上野動物園・
葛西臨海水族園・
井の頭自然文化園などにおいて
飼育係の仕事を伝える
体験プログラムなどのイベントが
実施されるそうです。
2017年4月1日時点で
日本国内には
日本動物園水族館協会に
加盟している動物園は89
水族館は60の
計149園館あります。
その他にも
加盟していない動物園や
水族館も多数あります。
動物園とは
生きた動物を飼育・研究し
一般に公開する施設の事です。
「動物園」という言葉は
「博物館」とともに
福沢諭吉によるものとされています。
1866年(慶応2年)の著書
『西洋事情・初編』の中で
「動物園には生きながら
禽獣魚虫を養へり」と紹介し
「Zoological Gardens」の訳として
「動物園」が使われました。
それまでは「禽獣園」と
呼ばれていましたが
「動物園」という言葉は
現在では
中国でも使用されているそうです。
1882年(明治15年)に
上野恩賜公園内に
現在の東京国立博物館が
移転開設され
恩賜上野動物園の前身である
天産部附属施設
(博物館の附属動物園)が作られ
そこで動物を飼育・展示したことが
日本における「動物園」の
始まりとされています。
天産部には
動物・植物・鉱物など
自然史系の物品が
展示されていました。
水族館とは
海や河川・湖沼などの
水中や水辺で生活する生き物
(水族)を主として
飼育・研究し
一般に公開する施設の事です。
1882年(明治15年)に
恩賜上野動物園の前身である
附属動物園の一角に
「観魚室(うをのぞき)」が
開設されたことが
日本における「水族館」の
始まりとされています。
循環濾過装置のない水槽で
淡水魚を展示した施設だったそうです。
1897年(明治30年)に
神戸市兵庫区の和田岬で開かれた
第2回水産博覧会において
和楽園水族館が開設されました。
博覧会期間中だけの
開設でしたが
海水の水槽に
本格的な循環濾過装置を
備えていたことから
日本初の「水族館」と呼ばれ
また、神戸は
「日本の水族館発祥の地」とも
されています。