今日は何の日

2023/05/13

5月 13日は
「世界渡り鳥デー」です。


 

国連総会の補助機関である
国連環境計画が制定した
国際デーの一つで

英語表記は
「World Migratory Bird Day:WMBD」。


 

この国際デーは
「渡り鳥(migratory bird)」が
直面する脅威

それらの生態学的重要性
それらを保護するための
国際協力の必要性について

世界的な認識を
高めることを目的としています。

この日は、渡り鳥と
その生息地の保全の必要性について
意識向上のための
キャンペーンとして

世界各地でバードフェスティバル
教育プログラム・展示会
バードウォッチングなどの
イベントが開催されます。

「渡り鳥(わたりどり)」は
食糧・環境・繁殖などの事情に応じて

定期的に長い距離を移動(渡り)する
鳥のことです。

一方、一年を通じて
同一の地域やその周辺で

繁殖も含めた生活を行う鳥を
「留鳥(りゅうちょう
とどめどり、resident bird)」
といいます。

渡り鳥は、昼は太陽の位置
夜は星座の位置から

現在の位置と向かう方角が
分かるといい

また、地磁気や風向き
地形の情報なども参考にして

正しい方角に飛ぶことができると
考えられています。

日本で観察できる渡り鳥は
繁殖のために
日本より南方から渡ってきて

夏を日本で過ごし
越冬のために再び南に渡る「夏鳥」

夏鳥として
ツバメ、アマサギ、オオルリ
キビタキ、クロツグミ
ハチクマ、サシバなど。

越冬のために
日本より北方から渡ってきて


冬を日本で過ごし
冬が終わると繁殖のために
再び北に渡る「冬鳥」

冬鳥として
ツグミ、ジョウビタキ、ユリカモメ
マガモ、オオハクチョウ
マナヅル、オオワシなど。

渡りの移動の途中に
日本を通過して行く「旅鳥」に
分けられます。

旅鳥として
シギ、チドリの仲間が挙げられます。

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