今日は何の日
2023/05/19
5月 19日は
「IBDを理解する日」です。
5月 19日は
「IBDを理解する日」です。
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IBD患者会の集まりである
NPO法人IBDネットワークと
バイオ医薬品企業で
東京都港区三田に本社を置く
アッヴィ合同会社が
2013年(平成25年)に
制定しました。
日付は
IBDを広く理解してもらうための
イベントを開催した日に由来します。
IBD(炎症性腸疾患)とは
潰瘍性大腸炎と
クローン病のことを指し
厚生労働省により
特定疾患(難病)に
指定されています。
潰瘍性大腸炎は
主に20代を中心とした
若い人で発症し
大腸に慢性的な炎症が生じ
潰瘍ができ
(深部にまで及ぶ組織の欠損)
血便、粘液便、下痢、腹痛などが
良くなったり(緩解)
悪くなったり(再燃)を
慢性的に繰り返す病気です。
クローン病は
主に10~20代の若い人で発症し
主に小腸と大腸に
縦に走る潰瘍(縦走潰瘍)ができ
炎症を繰り返すことで
腸が狭くなる狭窄や
腸管同士の癒着などが起こります。
主な症状として腹痛、下痢
血便、発熱などがあり
緩解と再燃を慢性的に繰り返す
病気です。
また、肛門周囲に
膿(うみ)ができる肛門周囲膿瘍や
痔の一つである
痔瘻(じろう)といった
肛門病変を合併することも多く
この2つ病気は
明確な原因が不明で
根本的な治療法はまだ存在しない。
現在
「不治の病」ともいわれる難病は
130疾患あり
その中で潰瘍性大腸炎と
クローン病を含む56疾患が
特定疾患に指定されていて
医療費の公費助成があります。