卑弥呼の早期退職日記【1178】

2023/12/03





卑弥呼は
39年間
精神科の看護師をしていました。


卑弥呼の運営する
シェアハウス
メゾンド卑弥呼は


もともと
卑弥呼が働いていた
精神科の病院に


長期入院している
患者さんたちに


入居してもらおうと
考えて
スタートしたので


卑弥呼は
入居者さんが
精神疾患を持っていても
なんの偏見も無く


むしろ
ぜひぜひどうぞ入居してと
考えている大家です。


実際に
現在入居している方々の中には
精神科疾患を持つ方もいるし


軽度の認知症の方も
入居されています。


今回は
卑弥呼の
Wワーク先の
無料定額宿泊所に


生活保護が決定するまでの
短期間契約で入居された
母親と娘さん


暴力的な父親とは
離婚して


母と娘で頑張って
生きてきました。と
装っていましたが


卑弥呼の眼には
毒親と
その被害者の子供に
映ったので


母親(毒親)には
ひとりで住む為の
アパートを探し


娘さんは
メゾンド卑弥呼に
入居して


1人暮らしの訓練をしようと
勧めていました。が


おやおや・・・
よくよく話を聞くと


母親は確かに毒親で
娘さんを小3から
学校に行かせていませんでした。


話を聞けば聞くほど
娘さんには
どうやら
幻覚・妄想があるように
見受けられました。


娘さんが言うには
いままで
アパートを転々としていた理由は


夜中に下の住人が
ドンドンと天井をたたき続けていた


ムカデが一晩に30匹も出た


私は何もしていないのに
大きな声で夜中に歌っていると
大家さんに告げ口された
などなど


まず、娘さんを
精神科受診につなげることが
先決だと判断し
援護課に相談していた矢先


娘さんが
「もうここには居られない。
今すぐ出て行きます。
外の生活の方がいいです。」と


今までのホームレス生活に
戻りたいと言い出し


いろいろと
声掛けしてみたけれど


未治療の
娘さんなので
言い出したら聞く耳は持たず


午後には
希望退所となりました。



 

ここまで読んでいただき
ありがとうございます。

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