卑弥呼の早期退職日記【1216】
2024/01/18
2020年の6月末で
39年間の看護師生活を
早期退職し
築43年の
ミサワホームで建てた
アパート付住宅を
リフォームして
一緒に住みながら
シェアハウス
メゾンド卑弥呼を
運営している
卑弥呼です。
現在入居している
女性の高齢者の方は
長く精神科病棟に
入院されていましたが
卑弥呼が
精神科の看護師をやっていた事と
薬の管理・食事提供が出来るという事で
入居につながったのですが
金銭管理は
裁判所が認定した
保佐人が行っています。
人間は誰しも
春になると
不思議と気分が高揚して
ウキウキワクワクしがちですが
精神疾患の方は
顕著に
その状態が表れる事が多く
ソワソワして
落ち着かなくなったり
いつもは
あまりしゃべらない方が
多弁になったりします。
この入居者さんとは
初めての春を迎えるわけですが
いつもは
圧迫骨折で腰が曲がっているので
どこへ行くにも
カートを押しながら出かけるのに
昨日は
カートも使わずに
900m先のマクドナルドに
珈琲を飲みに行ったと
お薬を渡しに行った際に
卑弥呼に嬉しそうに
報告してくれました。
カートを使えば
途中で疲れても
座れるようになっているので
なるべく
使った方がいいと勧めたら
「でもね、カート使うと
お婆さんに見えちゃうでしょ
なんか嫌なのよね。」と。
2月4日ごろに迎える立春から
“暦上での春”なのですから
彼女の身体は
もう
春になってるのかもしれません。
ここまで読んでいただき
ありがとうございます。
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