情報整理ツール

2020/07/22
MicrosoftのOneNote for windows10は、Microsoftアカウントがあれば無料で使える便利な情報整理ツール。その利便性は、
1.端末を問わずアクセスできる
2.雑多になりがちな情報を、検索しやすいように整理できる
3.4レベル程度の階層を設けられる
4.音声入力、画像、動画貼付け、など様々な情報をまとめられる
など、気軽に情報を放り込めるツールになっている。
 
情報整理ツールには、他に以下のようなものが考えられます。

・Excel
・Evernote
・Mind Map(Free版はFreeMind)
・Google Keep
・Access等DB
・リアルノート 


一番多いのがExcel
ひとつのExcel Book(ファイル)にSheet別の情報を分けてまとめて保存できる。
これがWordやPowerpointだと単なる文書ファイルなので、情報整理には向かない。
確かにExcelなどOffice系アプリは、OneNoteより表などの編集機能には優れているが、
あくまでもファイル単位で情報を整理し、
PCの中で(WindowsならばExplorerで)管理することになる。

Evernoteも端末を問わずにアクセスでき、階層構造を持たせることができるので便利で、OneNoteと甲乙つけがたいので、好みや使用法によって選ぶのがよいと思う。

Mind Mapは、情報間の関連性をツリー状に整理し見た目として分かりやすく整理するにはよいのだが、画像、音声等様々な情報は扱えないことが多いし、Excel同様ファイル単位の管理になってしまう。

Googleの一連のオンラインアプリは端末を問わず利用できるので重宝するが、一括情報整理となると妥当するツールは見当たらない。強いて挙げればGoogle Keepになるが、これは音声も扱える付箋のようなイメージ。ちょっとしたメモ。一時記憶用と考えた方がよい。
 
ちょっと異なるのがAccess等のDBソフトを利用する方法。これは使い方によっては非常に強力なツールになりうるが、DBサイズの制約があったり、入れる情報の型を事前に宣言し、入れ物を作っておく必要があるので、どんな情報を入れる可能性があるかが不明確な場合、柔軟に対応するのは難しいだろう。定型の情報フォーマットが想定される場合には適したツール。
 
最後にリアルノート
これはデジタル時代に利便性では後塵を拝することになるが、それでも捨てがたい味がある。恐らく、手を使って書く作業を要するので、人間の五感に合っているのだろうと思う。なので皆無にはならないが、如何せん再利用や検索性、保管スペース、保存状態の維持など様々な意味で出番は少なくなっていく。
 

結論

ともあれ、用途や好みによってツールを使い分けていくことになるのだろうと思ういますが、現時点で情報整理の必要性がある場合、OneNoteを外すことはできないと思う。
 
但し、ある程度活用法を理解できていないと、却って不便なツールと感じてしまい、充分にその能力を引き出すことはできないので、やや時間はかかるかも知れないが、基本はおさえておいた方がよい。

ExcelやwordなどのOffice系アプリは仕事で使う場面も多いのである程度知れ渡っているが(それでもその理解度、活用度はかなりの差がある)、
OneNoteにはマクロや関数を使うといった高度なツールがないので本気で理解しようとせずに使い始めてしまう傾向がある。
そのため、OneNoteのクセのようなものを理解できずに、すぐに使用をやめてしまうことも少なくないように思う。

以下のYouTube動画などを参考に基本を押えておくと、利用しやすいのは間違いない。
しかも、今後情報整理の効率化ができるとすれば、使わない手はないですよね。


参考:OneNoteの階層構造

MicrosoftのOneNoteの階層構造は、
 ノートブック > セクション> ページ > サブページ
となっていますので、最大4階層設けることができます。

但し、命名通りにイメージをとらえると、ちょっと混乱しますので注意が必要です。

私の感覚では、以下のような感じの方がイメージに合うと思います。
 ノートブック = 本棚
 セクション = ファイルボックス
 ページ = ノートなどを束ねられるファイル
 サブページ = ファイル内の一部(ノートなど)

 
参考推奨動画:OneNoteの使い方・基本・初心者活用 
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