「 世界標準の経営理論 」
2020/06/07
「世界標準の経営理論」入山 章栄著 2019/12/12
マネジメント、経営学というとわかったようでわからない、という方が多いのではないでしょうか。
マネジメント・コンサルタントと称する人も（私もそのうちの1人ですが） 、実は切り口や中心とする視点は様々です。
コンサルティングファームで考えてみても、すぐにわかるように、戦略系と、組織人事系では全く異なるアプローチです。
また特に日本においてマネジメントというと、その概念を最初に提示したドラッカーを思い浮かべる人も多いと思います。が、ドラッカーは欧米では経営学者として認識されていません。私もドラッカーは、基本的に経営哲学者ではないかと思います。どちらかというとマネジメント・アーティストですかね。
前回のブログ「13歳からのアート思考」の記事で、マネジメントはサイエンスか、アートか、という命題に対して、その両方だと書きました。
まさにこの本は、現時点における経営理論の全体をサイエンス的な側面、アート的な側面の双方を効率的に俯瞰できるようになっています。
これらの理論を知るだけで、マネジメントが巧くできるようになるというものではありません。
むしろ、それらを知った上で、自らの考えを発展させる、アートすることが必要です。
その意味で、この分厚い本を完全読破すればよいと言うことではなく、この本を眺めながら、自らの考えを発展させることにこそ意義があると思います。
今、マネジメントも既存の考え方を打破し、新しい時代に向かっていく必要があります。
また、経営者でなくとも、企業組織に関わるひとり一人が、自分なりの考えを築き上げていくためにも、かっこうのテキストになるだろうと思います。
マネジメント、経営学というとわかったようでわからない、という方が多いのではないでしょうか。
マネジメント・コンサルタントと称する人も（私もそのうちの1人ですが） 、実は切り口や中心とする視点は様々です。
コンサルティングファームで考えてみても、すぐにわかるように、戦略系と、組織人事系では全く異なるアプローチです。
また特に日本においてマネジメントというと、その概念を最初に提示したドラッカーを思い浮かべる人も多いと思います。が、ドラッカーは欧米では経営学者として認識されていません。私もドラッカーは、基本的に経営哲学者ではないかと思います。どちらかというとマネジメント・アーティストですかね。
前回のブログ「13歳からのアート思考」の記事で、マネジメントはサイエンスか、アートか、という命題に対して、その両方だと書きました。
まさにこの本は、現時点における経営理論の全体をサイエンス的な側面、アート的な側面の双方を効率的に俯瞰できるようになっています。
これらの理論を知るだけで、マネジメントが巧くできるようになるというものではありません。
むしろ、それらを知った上で、自らの考えを発展させる、アートすることが必要です。
その意味で、この分厚い本を完全読破すればよいと言うことではなく、この本を眺めながら、自らの考えを発展させることにこそ意義があると思います。
今、マネジメントも既存の考え方を打破し、新しい時代に向かっていく必要があります。
また、経営者でなくとも、企業組織に関わるひとり一人が、自分なりの考えを築き上げていくためにも、かっこうのテキストになるだろうと思います。
