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IKUKO

抹茶茶碗 加藤唐九郎直伝  

2020/07/20

お祝いの一品 抹茶茶碗

20代のころ、名古屋 丸の内で画廊を経営していたことがある。
その当時、近くの会社の社長さんが、加藤唐九郎さん(陶芸家)に弟子入りし、同じ釜で焼いたくれた貴重な抹茶茶碗を、開廊記念のお祝いにいただいた一品です。

ブラジルに渡ってからも、時々和菓子を作っては、お茶を点てて楽しんでいました。
もちろん、畳の和室はありませんので、テーブルの上で点てていました。

お茶を点てるコーナーとして、組み立て式の簡易キットがあればなぁと思ったことがあります。
サンパウロには、和食のお店や料理屋さんもあるので、畳、障子、襖といった建具屋さんもいました。今でも需要があると思います。

外人向けに作っても、日本趣味の好きな人は欲しくなるのではと思います。

余談ですが、この抹茶茶椀、日本から、ブラジル、そして、アメリカ、再び日本に持って帰ったのですが、離婚した時に、子供に譲りたいと前夫に伝言してあったのですが、勝手に処分されてしまいました。

美術品に無関心で価値が分からない人間だったので仕方ないですが、あとの祭りでした。
掛け軸、陶芸品、七宝焼き、鍛金の壺など、画像のみで、実物は私の手元にありせん。

梱包には注意して、地球を半周してやっと無事持ち帰ったと思ったら、日本で手放す羽目になるとは、人生どこでどうなるかわかりませんね。


以来、物に執着するのはやめました。

 
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