立石斧次郎 アイドル級のニューヨーク訪問
2020/08/09
トミーのポルカ
日米和親条約（1854年）の後、万延元年（1860年）2月、幕府遣米使節団（77人）は米海軍蒸気船「ボーハタン号」に乗船し、ホワイトハウスでの日米通商条約批准のため戚臨丸（かんりんまる）と同時に太平洋を渡った。立石斧次郎は16歳の通詞見習いとして最年少で参加しました。
立石斧次郎は、持ち前のお茶目な性格から遣米使節団のアイドル「トミー」として米国女性から熱狂的な歓迎を受けます。
斧次郎の行く先々で女性ファンが“追っかけ”るなど、花束やお菓子、果物をプレゼントされたと伝えられています。
このような人気者トミーを讃えて、米国では当時人気の高かったダンス音楽ポルカのリズムで、
ドイツ人音楽家グローブにより「トミー・ポルカ」が作曲されました。
ちなみに、なぜトミーと呼ばれたかについては、名前が為八で、タメ、タメ、と呼ばれていたのを、
トミーと聞き違えられたということです。
立石斧次郎は、持ち前のお茶目な性格から遣米使節団のアイドル「トミー」として米国女性から熱狂的な歓迎を受けます。
斧次郎の行く先々で女性ファンが“追っかけ”るなど、花束やお菓子、果物をプレゼントされたと伝えられています。
このような人気者トミーを讃えて、米国では当時人気の高かったダンス音楽ポルカのリズムで、
ドイツ人音楽家グローブにより「トミー・ポルカ」が作曲されました。
ちなみに、なぜトミーと呼ばれたかについては、名前が為八で、タメ、タメ、と呼ばれていたのを、
トミーと聞き違えられたということです。
藤井厳喜氏の歴史シリーズです。
