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IKUKO

アラビアのロレンス

2021/09/05

イギリス大英帝国とアヘン

上の写真は、1919年に撮影された
トマス=E=ローレンスという男の写真です。
右の写真は長州ファイブ

写真・文 Pride&History より引用  ----------- 

彼の写真をわざわざ載せたのか?

というのも、実は、
この男が起こした事件と明治維新には、
驚くべき共通点があるからです…

遡ること、1915年。
時は、第一次世界大戦真っ只中。

英国は当時、
トルコ~中東全域の巨大な領土に
君臨していたオスマン帝国の
大規模な油田を狙っていました。

そこで、英国は現地に工作員を送り込みます。
それこそがローレンスでした。

ローレンスは政府に不満をもつアラブ人と接近。
彼らに武器と資金を提供して、
アラブ民族の「独立運動」に協力をします。

民族対立を炊きつけ、
内部からオスマン帝国を
倒そうと企てたのです。

その結果、反乱軍による大規模な内乱が起こり、
600年以上続いたオスマン大帝国は
滅亡してしまいました。

その後、英国は無情にも
「アラブの独立」という約束を一方的に破棄。

オスマン帝国の領土を欧米諸国と山分けし、、
広大な石油資源を全て独占してしまったのです。

中東の一国に工作を仕掛けて、
国を乗っ取り、英国が莫大な利権を
手に入れたという話です。

そして、後にこの事件は
アラブ民族国家の独立運動を
支援した人物がいたということで、

“アラビアのロレンス”として
映画化され、世界中からの称賛を
浴び続けているのです…

一見、この一連の事件は、 
他人事のように見える話なのですが…

実は、アラビアのロレンスの事件が
起きる約50年前に、日本でも
同じようなことが起きていました。

それが、“明治維新”です。

もし、明治維新を大河ドラマで 
描かれているような日本が 
世界に誇る無血革命ではなく… 

イギリスによって仕向けられた
政権転覆事件だと考えると、
全ての謎が腑に落ちてきます。

たった数ヶ月で11億円もの大金を
用意した長州ファイブの密留学も。

戦力的には圧勝できたにも
関わらず、突然降伏した幕府軍も。
 
200兆円ものお金が、
どこかに消えた徳川埋蔵金も。

イギリス様式で建てられた
造幣局と日本銀行も。

明治維新の数年前に突如、
横浜に支店を作ったHSBC銀行も。

この時代に起きた全ての出来事の
裏側には、必ずと言っていいほど
イギリスの存在がありました…

政権に反対するグループに、
資金援助、武器援助をして
政権を転覆させてしまう、、、

なんだか薩長土佐に
武器・金を提供したグラバーや
英国の動きと、とても似ていないでしょうか?

もし、これと同じように、
明治維新が英国にとって都合の良い政府なら、、、

日本国内だけの視点では、
決して理解することが 
できない明治維新の真実。

現代日本の土台を作り上げた
この時期に、日本で本当は
何が起きていたのか?

200~300年の歴史の流れから
明治維新を紐解いていく

PRIDE and HISTORY 栗原 沙莉衣

西鋭夫の歴史講座
「アヘン戦争〜明治維新」
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