GHQ焚書アーカイブス
2021/12/09
壮大な歴史復刻プロジェクト
1946 年3月17日。日本を占領した GHQ は、戦前まで刊行されていた大量の書物を、全国各地から“没収・廃棄”するよう日本政府に命令。日本国民の目に触れないように「文部省」や各都道府県の「警察」を使って、秘密裏に書物を没収させました。
こうして誰も気付かないまま、多くの書物が戦後の日本から忽然と姿を消しました。その数、7,796冊。それらの書物には、日米開戦における“米英”の戦略・暗躍を見抜いた学術書。満洲事変勃発の真相を紐解き、 満洲をめぐる各国の謀略を分析した研究など、GHQ が戦後の日本人には読ませたくなかった、戦勝国にとって都合の悪い書物が数多く含まれていました。
他にも、支那事変の最前線にのぞむ日本兵が壮絶な日々を赤裸々に綴った手記や、明治の志士たちを動かし、近代日本の原動力を生んだ“秘密の学問”。日本人の“道徳観”を教えるための教科書・思想書など、日本人としての生き方や叡智が凝縮された書物も多数ありました。
まさに戦前日本の“叡智の結晶”とも言える貴重な書物がGHQに奪われたのです。このように書物を消し去り、歴史を奪う行為を『焚書(ふんしょ) 』と呼びます(秦の始皇帝が行った「焚書坑儒」に由来します)。これは国際法でも「違反」と定められる犯罪的行為であり、戦後GHQはここ日本で、その犯罪行為を実行していたのです。
現在、約7,000冊のGHQ焚書図書のうち、復刻されたものはわずか数十冊。膨大な書物がいまだに国会図書館や古書店などに眠ったまま手付かずの状態です。というのも、焚書図書の研究は容易ではないからです。国会図書館にある書物でさえ貸し出しは自由ではなく、コピーも限定付き。それでいて個人では手に負えないほどの秘蔵量なのです。
さらに書物の内容は難しく、書店で売るにはマニアック過ぎるため、多くの出版社が「焚書の復刻」を敬遠しているようです(事実、過去に複数の出版社やメディアが復刻に挑みましたが、どちらも途中で頓挫しています)。どこかの出版社が本気で「復刻」に取り組まなければ、これらの書物は永遠に日本人に読まれないまま、記憶から消されていくでしょう。
先人が残してくれた叡智を、魂を、後世に繋がなければならない... そんな想いから、「先人の叡智を未来へと受け継ぐ」をミッションに掲げる『ルネサンス』を運営する弊社ダイレクト出版は、大掛かりなプロジェクトを始めることにしました。それが、この『GHQ焚書アーカイブス』という会員制サービスです。入手困難なボロボロの状態の「GHQ焚書図書」を発掘し、一流の専門家に読み解いて頂き、わかりやすい動画講義の形で後世へと残していくプロジェクトです。
そして、このサービスを長く販売して、ビジネスにすることで、得られた資金を元手に順次、焚書図書を復刻していきます。もし新たな復刻本が完成すれば、GHQ焚書アーカイブスの会員様には、特別価格でご提供いたします。つまり、本会員になれば、ただ講義を学ぶだけでなく、参加することによって焚書図書の復刻に貢献できる…「社会的意義の高い活動」に貢献できるサービスとなっています。
画像上 (*GHQ焚書に関する資料:GHQが日本政府に届けた覚書)
ダイレクト出版・NEW HISTORY運営事務局
From:小堀 桂一郎(東京大学名誉教授)
「今回は「GHQに奪われた日本の歴史」というテーマで、私の実際の体験に沿ってお話したいと思います。近年は、現代史のいくつかの節目を直接経験し、記憶している世代の人間も、実に少数になってしまっているんじゃないかと思います。
私は、今やごく少数の生き残りの「証言者」として、私は大東亜戦争の開戦・停戦、そして、この戦争が敗北に終わったことの結果として、米国の軍隊による7年半の国土の占領。その間に受けた、敗戦国としての国家的屈辱を、実際この目で見ておりますので、自分の現実の経験としての記憶を、この機会をお借りまして語り残しておくという試みを致しました。」
こうして誰も気付かないまま、多くの書物が戦後の日本から忽然と姿を消しました。その数、7,796冊。それらの書物には、日米開戦における“米英”の戦略・暗躍を見抜いた学術書。満洲事変勃発の真相を紐解き、 満洲をめぐる各国の謀略を分析した研究など、GHQ が戦後の日本人には読ませたくなかった、戦勝国にとって都合の悪い書物が数多く含まれていました。
他にも、支那事変の最前線にのぞむ日本兵が壮絶な日々を赤裸々に綴った手記や、明治の志士たちを動かし、近代日本の原動力を生んだ“秘密の学問”。日本人の“道徳観”を教えるための教科書・思想書など、日本人としての生き方や叡智が凝縮された書物も多数ありました。
まさに戦前日本の“叡智の結晶”とも言える貴重な書物がGHQに奪われたのです。このように書物を消し去り、歴史を奪う行為を『焚書(ふんしょ) 』と呼びます(秦の始皇帝が行った「焚書坑儒」に由来します)。これは国際法でも「違反」と定められる犯罪的行為であり、戦後GHQはここ日本で、その犯罪行為を実行していたのです。
現在、約7,000冊のGHQ焚書図書のうち、復刻されたものはわずか数十冊。膨大な書物がいまだに国会図書館や古書店などに眠ったまま手付かずの状態です。というのも、焚書図書の研究は容易ではないからです。国会図書館にある書物でさえ貸し出しは自由ではなく、コピーも限定付き。それでいて個人では手に負えないほどの秘蔵量なのです。
さらに書物の内容は難しく、書店で売るにはマニアック過ぎるため、多くの出版社が「焚書の復刻」を敬遠しているようです(事実、過去に複数の出版社やメディアが復刻に挑みましたが、どちらも途中で頓挫しています)。どこかの出版社が本気で「復刻」に取り組まなければ、これらの書物は永遠に日本人に読まれないまま、記憶から消されていくでしょう。
先人が残してくれた叡智を、魂を、後世に繋がなければならない... そんな想いから、「先人の叡智を未来へと受け継ぐ」をミッションに掲げる『ルネサンス』を運営する弊社ダイレクト出版は、大掛かりなプロジェクトを始めることにしました。それが、この『GHQ焚書アーカイブス』という会員制サービスです。入手困難なボロボロの状態の「GHQ焚書図書」を発掘し、一流の専門家に読み解いて頂き、わかりやすい動画講義の形で後世へと残していくプロジェクトです。
そして、このサービスを長く販売して、ビジネスにすることで、得られた資金を元手に順次、焚書図書を復刻していきます。もし新たな復刻本が完成すれば、GHQ焚書アーカイブスの会員様には、特別価格でご提供いたします。つまり、本会員になれば、ただ講義を学ぶだけでなく、参加することによって焚書図書の復刻に貢献できる…「社会的意義の高い活動」に貢献できるサービスとなっています。
画像上 (*GHQ焚書に関する資料:GHQが日本政府に届けた覚書)
ダイレクト出版・NEW HISTORY運営事務局
From:小堀 桂一郎(東京大学名誉教授)
「今回は「GHQに奪われた日本の歴史」というテーマで、私の実際の体験に沿ってお話したいと思います。近年は、現代史のいくつかの節目を直接経験し、記憶している世代の人間も、実に少数になってしまっているんじゃないかと思います。
私は、今やごく少数の生き残りの「証言者」として、私は大東亜戦争の開戦・停戦、そして、この戦争が敗北に終わったことの結果として、米国の軍隊による7年半の国土の占領。その間に受けた、敗戦国としての国家的屈辱を、実際この目で見ておりますので、自分の現実の経験としての記憶を、この機会をお借りまして語り残しておくという試みを致しました。」