1892年(明治25年)
高崎オーガスチン教会は、高崎の地で活動を開始したキリスト教の教会です。
聖公会のアンブラー長老のもと、吉村大次郎伝道師によって伝導が開始されました。
聖公会の日本における活動は、1859年(安政6年)日米修好通商条約が発効し、アメリカ人居留地における信教の自由と礼拝が認められることにより始まりました。
同年6月に米国聖公会のC・M・ウイリアムズ主教(当時は司祭)が、長崎に上陸します。
1973年(明治6年)
キリシタンの高札(キリシタン禁止令)は撤去され、日本人のキリシタン禁制は事実上の黙許状態になります。
1874年(明治7年)
東京に外国人居留地が設けられ、ウイリアムズ主教は、東京築地に宣教本部を設置し、宣教活動を強化します。
1914年(大正3年)
高崎市山田町8(現在地)に300坪の土地を購入します。
1916年(大正7年)
アンデルス司祭により、オーガスチン教会(カンタベリーの聖オーガスチン)と名付けられました。
1926年(大正15年・昭和元年)
幼児教育施設として教会付属「聖公幼稚園」を設立しました。
そして、1988年(昭和63年)に62年間の歴史を経て閉園しました。
1928年(昭和3年)
現礼拝堂が聖別され現在に至ります。
2019年(平成31年)4月27日
教会聖堂修復および集会場落成を記念して感謝礼拝が行われました。