あなたも、もしかしたら「右脳を活用して、1冊を10分で読む」という類の速読に興味を持っているかもしれません。実は私もそうでした。「今までの10倍速く読めるようになればいいな」と思って、10万円以上する「右脳を活用する」速読講座に参加したのです。「これで1冊を10分で読めるようになる!」と喜び勇んでいたのですが・・・
しかし現実はそうはいきません。1冊を10分で本を「見て」いくことはできてもさっぱり理解できないのです。 よく、右脳速読では「本の内容を画像情報として処理し潜在意識に取り込んでいるので、適切な質問をすることによって必要な時にその情報を取り出すことができます」と言うようなことが言われるのですが、読み終わった直後に本の内容についてさっぱりわからないのが、はたして読書と言えるのでしょうか?
結局、右脳による速読の習得には限界を感じ、様々な読書術や速読を改めて研究した結果、1ページを10秒~15秒(読みやすい200ページの本なら1時間程度)しっかりと理解しながら読む速読を独自に編み出しました。 この速読は、「普通の人が普通に持っている本を読む能力」を伸ばしていくだけなので、誰でも簡単に今までの1.5倍~2倍の速読を身に付けることができるようになります。