Dias como Beija Flor
ベージャフロールな日々

カルティエの腕時計 誕生秘話

2019/06/14

カルティエとの出会い

上の写真は、サントス・ドゥモンの生家です。(ブラジル ミナス・ジェライス州)
高級腕時計カルティエに、
" サントスシリーズ" というのがあります。

飛行家アルベルト・サントス・ドゥモン
の名がつけられているのです。

ブラジル生まれの飛行家サントス・ドゥモンと、
高級宝石商カルティエ、

いったいこの二人にどんな結びつきがあるのか?

 第1話でお話ししたように、
サントス・ドゥモンの父親は、
ブラジルの大農場主でした。


落馬で怪我をした父は農園を売却し、
1891年、一家はパリへ、
サントス・ドゥモン18歳のときでした。

しかし翌年、
その父親は治療の甲斐なく他界し、
サントス・ドゥモンは若くして、
莫大な財産を相続することになるのです。

幼い頃、広大な農園の空を旋回する鳥を
いつまでも飽くことなく見て過ごす少年でした。

彼の夢は、
いつか自分も、

” 自由に大空を羽ばたく”
ことでした。

父の遺産は、彼の夢を叶える
十分な資金となりました。

当然彼もパリでは上流階級に属し、

まして、飛行家であった彼は、
パリの社交界では超有名人でした。

カルティエとの出会いは、
まさにそんな頃、

当時、ルイ・カルティエは、
若き宝石商として、
将来が嘱望されていました。

ある日サントス・ドゥモンは、
ルイ・カルティエに相談を持ちかけたのです。

どんな相談かというと、

感の良いあなたはもう、
お気づきですね、

この第2話のタイトルを見れば
もうおわかりですよね^^;

続きは次回に、

では、またお会いしましょう。

Tchau! チャオ!
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