予備校にて、小論文の授業で課題を提出するたびに赤字でコメントを返してくれる採点者の数が増えるという珍現象を巻き起こす。最後のほうには「~というところを修正すれば、もっと良くなるのでは」という採点者Aのコメントに、「それでは彼女の文章の良さを消してしまう!このままで良い!」と採点者Bがコメントするなど、わけのわからない状態に。「君の文章に読者がついたってことだよ。小論文の課題チェックは手間がかかるから4、5人で手分けしてやっているんだけど、1度君の小論文を採点した人が次も君のヤツを読みたいって手を挙げるんだ」と先生に言われ、自分の文章にちょいと自信をもつ。