コピー機には正しい選び方があります
家庭用複合機や自動車選びと違うのです
そうここでのコピー機とは業務用とよばれるものです
(複合機も含みます)


業務用コピー機は複雑な商品で基礎知識と全体像を知らなければ
誤った方向に入ったり販売者のいいなりでの購入となります


そこでメーカーでの仕事や
コピー機販売店の仕事ぶりを見てきた
販売店のオーナーとの会話
サービスマンの仕事も見ました
そしてコピー機やプリンターのトナーやインクの根本に関わった筆者が
斜めから見続けたコピー機や複合機の正しい選び方を指南します


重要な5つのポイントがあります
順に追ってその重要さを解説します。



 

コピー機メーカー

コピー機メーカーは10社ほどあります
キャノン、コニカミノルタ、京セラ、東芝、シャープ、ムラテック、リコー、NTT、富士フィルムなど


パナソニックやサンヨー、NECあたりもやっていましたが現在は
撤退、会社解散で終了しています


更に昔はミタとかコニカとミノルタが別ブランドだったりしています


コピー機複合機の未来は明るくないので更にメーカーも減ってくるでしょう?


もちろん使用メーカーが倒産したりどこかに吸収されるとユーザーもとばっちりは受けると思いますが今回はそこの部分じゃなくて

コピー機メーカー10社はほとんどが大企業であって上場企業も多い

しかしコピー機に関しては一流じゃないところもあります


例えばですねサンヨーという今はないメーカーですがコピー機を販売していましたがほとんどがミノルタのOEMを受けてサンヨーブランドで販売していました

当時こういうのを知らないユーザーさんも結構います
これが全体像の部分です


そして結論を急ぎますが業務用コピー機メーカー10社でオススメできるのは
社だと思っています


このあたりはコピー機本体の比較とか誤解を恐れずに言うとほとんどどうでもよくてメーカーありきだと思っています

このあたりが自動車選びと違います
趣味性が全くないのがコピー機
仮に途中で中古で出しても二束三文の世界


1つ目のポイントはメーカー選びです


 

コピー機の販売店

先のメーカー選びに関連して販売店選びも重要です
メーカーは直販をするところもありますが販売店経由も多いです
両方やってるところもあります


販売店は全国に大小さまざまな会社があったりします
メーカーより販売店の方が力関係が強いのも見ましたね
特に二流メーカーは販売店が売ってやってる感がプンプンしてます


そして街でも見かけますがコピー機の飛び込み営業やダイレクト電話での勧誘です

こういうところの話にのってしまうユーザーさんも意外と多い
しかしどこかで商品に転嫁されるしいい事はない
しかしそれがいいのか悪い価格なのか基準も知らないので気づいていないっていう場合があります


コピー機でもその他の商品でも飛び込みや勧誘電話から購入する時代は今は無い


業務用コピー機は安い物でも軽く50万円を超えてくるものです
もっと慎重に選択しましょう


うちは馴染みの販売店があるから大丈夫って声もありそうですが
別に「
いい販売者」を見つけておくのは有利に商談が進みます


信頼があるからそこから購入は当然わかりますがだからといって慣れあいみたいになってる関係って結構みかけます

任せるのはいいんですが価格交渉まで任せるのはどうかって話です


コピー機は高価なので「いい販売者」を確保しておくのは回りまわってお得になると思います


「いい販売者」ってネットとかタウンページで探すのは難しくて1件でも2件でも確保しておきたいです(見つける方法はある)



販売店って10社のメーカー全部を背負っていない
自分の得意な1~2社ほどじゃないでしょうか
そこを提案してくる・・・

 

複合機はフィット

コピー機といっても複合機って今は呼ぶことが多いです
コピー機以外にもスキャナにプリンターにFAXやADFまで

低速機から中速~高速機までメーカーのカタログを見ると20台ほどはラインナップしています

例えばメーカー10社から20台
200台から1台をフィットさせないといけないわけです

意外とフィット出来ていないユーザーさんも多いですよね
FAX必要だったのか
月間枚数に対してスペックがあっていない
など


みなさん気づいていないのが複合機にするメリットも1台で済むのであるのですがデメリットもあってそこが気づいていない結果経費が余分にかかるって事もあって素のモデルもコピー機だけってないのですが細かく計算でもしないと使用するのは最低でもリース切れまででも5年以上になります


コピー機はユーザーさんの使用環境に
フィットさせないと簡単に数十万円余分な経費が膨張しちゃいます
 

コピー機リース

コピー機のリースは経費に直結してきます
コピー機をリースにする事によってリース料金が発生して現金より余分にお金が発生しますがこれはみなさん想定内ですよね

ただリースによって他にもお金が余分にかかってるというのは気づいていない方も多いんじゃないでしょうか?

リースってどんぶり勘定的になる場合が多い


リースってお互い有難さが薄くなるというか

リースってユーザーより販売者が喜んでいるんじゃないかという疑問


ユーザーもまとまったお金が必要ないのですが販売者も同じなのです
そして販売者の会社規模が小さいと現金だと大変になるわけです(やり繰りが)

だから販売者は国庫や銀行にお金を借りる時にリースを活用してコピー機を売るから経営が安定して返済出来るっていうようなのを説明して来たと販売店のオーナーから聞かされたことがあります


コピー機のリースに関してはポイント高いと思います
よくよく考えて交渉しないと余分な経費を使う事になります


現金80万円が
リースだと110万円以上ってイメージです




関連))
複合機リースのからくり
複合機レポート



 

コピー機の保守契約

コピー機購入でもれなくついてくるのが保守契約です
ただこの保守契約はユーザーでコントロール出来ないのですが修理があるので軽視も出来ません


保守契約は購入後廃棄までずーっと続きます
なので印字枚数によってはカウンター単価によっては本体以上の価格になる代物です

80万円の本体
保守金額7年トータルで100万円という具合です

※メーカーのカタログには6年目や7年目は保守が現状の10%20%のUPになりますとの明記もよく見かけます


保守契約は曲者です


交渉といってもなかなか難しいのですがそれでも無視するわけにはいきません
メーカーはここが稼ぎの一丁目一番地



 

コピー機のまとめ

コピー機は5つのポイントが重要です
これらを知っていないと有利な交渉が出来ません


コピー機と自動車は趣味性が違うので全く違うのですが
交渉は自動車以上に重要だというのがわかって頂けたと思います。


コピー機はちょっと高いんじゃないランキングで個人的には1,2位です
だから価格交渉は特に重要だとも思います


よくある馴染みの業者に安くしておいてよで
安くしておきましたでは

本当の意味では安くなっていません


こっちの本気度や熱意で交渉しなければ数十万円の経費は勝ち取れないし時間も有効に使えません

だから材料や知識など事前準備が必要となります



当社は儲かってるから商談や交渉そんな事をしなくてもいいんだ
どのメーカーでもいいんだは違う気がするんですがどうでしょうか



コピー機商談は消耗品や廃棄などまだまだ細かな事があるのですがまたの機会にするとしてもっとも重要な5つのポイントを紹介しました

そして


業務用コピー機の経費削減は購入前にしか出来ません
これがもっとも重要かもしれません

購入後はどこも触れません過去に裏紙をコピーしている方のところへ同行しましたがカールするから機械の中で紙が詰まって業務は止まるし経費削減になっていないなと思いました

 
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答えれる範囲で他の質問でもOKです
例えばトナーの話でも
価格交渉の準備でも
本体と保守いくらだとうまく買えた基準でも


自分より上の人間は業界でも定年でいなくなったけど後輩がまだいるので答えれないのもあるかもしれませんがご了承願います。