わが人生行路の旅路
     『 真 実 一 路 』

  許された一筋の道を歩くなり
                    縄文の旅人

命の拠りどころ

2022/09/23

いただきます!
お父さん、お母さん「ありがとう‼」

爽やかな風の香りとともに、黄金色の稲穂が秋の訪れを伝えてくれます。
秋のお彼岸は、なか日の23日となり ”秋分の日” を迎えています。

本来であれば、
家族とともに農作業で額に汗しながら、
心静かにご先祖様のお陰に思いを致すときなのでありましょう。

ああそれなのに、心に安らぎを覚えるときは寸分たりともありはしません。
すっかり無政府状態に陥ってしまった我が国の惨状は目を覆うばかりです。

 
もはや我が国は、
マスメディアを支配する彼らによって
完全に乗っ取られています。

 
*今を生きる者の責務として、この窮状を凌がねばなりません。
*ただ黙って ” 座して死を待つ ”という訳にはいかないのです。
*何としても、不条理の試練に耐えて生き延びねばなりません。

そして生き延びるために、何よりも考慮すべき優先事項は ”食料の確保” であることに気づかされるのですが、このこと自体は誰しも疑う余地はないと思うのです。

先人の知恵により守り続けてきた『種子法』を、日本政府が自ら廃止しました。
「主要作物(米、大豆、麦)の種子は、国産でなければならない。」とする法規制を撤廃して、外資に参入の門戸を開いたのです。

2019年4月に「主要農産物種子法」が廃止され、続いて2022年4月に「改正種苗法」が完全施行になりました。

「改正種苗法」は種苗法の改正ではありません。
悪意ある改正であり、日本人にとってみれば完全なる「改悪」です。

 
種子法廃止、種苗法改正、農業競争力強化支援法成立
  三つまとめて「モンサント法案」とも呼ばれております。

 
 日本の農業を順次衰退させて解体し、外資のために開放するという
 意味において「モンサント法 」の表現は全く的を射ているといえます。

我が国の食料自給率は、カロリーベースで30%台に低迷させられてしまっていますが、国はこの現状を顧みることもなくこれを改善させる施策を全くとりません。

これが、我が日本国の政治の現状であり、由々しき大問題なのであります。

世界を俯瞰すると、すでに食料の奪い合いともとれる動向が見て取れます。
アメリカが仕掛けたウクライナ戦争によって農産物の流通が大きく低下しているなか、北米や欧州では食料品の製造元が不審な大火災にあったりという事態も次々と発生しています。

何と申せばよいのでしょうか?
我が国の為政者たちは、物事の本質を全く語りません。
そして、政府はいまだに農業を衰退させる施策を積極的に推進しています。

※ 需要低迷と価格安を理由にして、今もって「稲作をやめて他の作物へ転換するように・・」などという頓珍漢な愚策を推奨しているのです。

私が暮らす自治体の首長も議会も、世の中の真実に目を向けようともせずに、偏った情報のみで住民をミスリードしているのが現状であります。

殆ど大多数の住民たちは信じて疑うことを知らないのです。
何ともやるせない気持ちになり、全くもって無念であり残念至極に思います。

これまでに何度も、私なりに確証を得ている世の動向を縷々語ってまいりましたが、重要な視点は『真実を知って自分の命は自分で守る』ということなのです。

世の中の真実に気が付いた人、そして今自分が為すべきことに『目覚めた人』たちと連携することが肝要ですし、
全国的に見れば同志は沢山います。

田舎暮らしの私の場合、地域の人たちの中に『目覚めた人』があまりいないのです。
真実をいくら語っても殆ど耳を傾けませんし、そういった人たちと議論することに意味があるとも思えません。
 
しかしながら、私はそのような人たちと対立するようなことはしません。
明日の身がどうなるか分かりませんが、今ここに確かにお互いが生きているのです。

命さえあれば、何とでもなります。
明日の我が身は、どうなるかわかりませんが、
今を生き延びるために、食糧の確保は不可欠の要件となります。

私が田舎にUターンして、13年の時が過ぎました。
幸いにも食料を確保するための農地は、借りれば十分に確保することができます。

家族や地域の方たちとともに、声かけあって知恵と力を出し合って一致協力することが重要であり、その行動の中にこそ大きな意義が生じると思います。

 
私の杞憂に終われば、幸いです。

間もなく、目の前から食料が消えてなくなります。
富める者がいくらお金を積み上げたところで、
無いものは手に入りません。

私は覚悟をもって地域の人たちと繋がり、自然と共生する農業を推進します。

自然とふれあう日常は我がよろこび

右の写真は、Uターンして間もないころの私です。

慣行農法ですが、周囲の人たちに見習いながらの水稲の様子、刈り入れまじかの風景です。

しばらく米作りを休んでいましたが、いよいよ喫緊の必要性に迫られて、来春から作付けを再開します。

自然農法の実践を目指しながら、当面は収量などを考慮に入れて柔軟に対応していきます。
なるべく肥料や農薬を使わない農業を行いたいと思っております。