秋の例大祭
2022/11/03
五穀豊穣の御礼と安寧の祈り
この時期は、それぞれの地域ごとに氏神様の周囲に幟(のぼり)が幾本も立ち並びます。
10月から11月にかけて秋の例大祭が行われますが、数多の幟とともに笛や太鼓の囃子(はやし)が響きわたる風情は私たちの心を祓い清めて、何とも大らかな心もちにしてくれます。
地域の人々にとってこの秋祭りの時期は、そこはかとなく意気が高揚するとともに、平素の困苦を忘れさせて明日への希望に繋ぐにぎやかで楽しいひと時を演出してくれています。
秋祭りとは、みのりを神に捧げて感謝の祭りを行うとともに、その神に捧げた食べ物を直会(なおらい)で頂戴することで神と人とが交流し、和合一体の心になることを意味しています。
そして人として、秋祭りを通して命の喜びを謳歌することにもなるのです。
いづれにしても大自然に抱かれた人々の営みの中で、我々の祖先が自ずからあみだした偉大なる叡知が、祭りの所作の中に籠められているということを忘れてはならないと思います。
すべての秋祭りのしめくくりとして行われる重儀が、11月23日の新嘗祭なのです。それを太古の姿さながらに最も厳重に行われておられるのが、天皇みずから祭主となられる宮中新嘗祭であることは言うまでもありません。
10月から11月にかけて秋の例大祭が行われますが、数多の幟とともに笛や太鼓の囃子(はやし)が響きわたる風情は私たちの心を祓い清めて、何とも大らかな心もちにしてくれます。
地域の人々にとってこの秋祭りの時期は、そこはかとなく意気が高揚するとともに、平素の困苦を忘れさせて明日への希望に繋ぐにぎやかで楽しいひと時を演出してくれています。
秋祭りとは、みのりを神に捧げて感謝の祭りを行うとともに、その神に捧げた食べ物を直会(なおらい)で頂戴することで神と人とが交流し、和合一体の心になることを意味しています。
そして人として、秋祭りを通して命の喜びを謳歌することにもなるのです。
いづれにしても大自然に抱かれた人々の営みの中で、我々の祖先が自ずからあみだした偉大なる叡知が、祭りの所作の中に籠められているということを忘れてはならないと思います。
すべての秋祭りのしめくくりとして行われる重儀が、11月23日の新嘗祭なのです。それを太古の姿さながらに最も厳重に行われておられるのが、天皇みずから祭主となられる宮中新嘗祭であることは言うまでもありません。
八岐大蛇(やまたのおろち)
この写真は、地域の神社で奉納する神楽のひとこまであります。
広島の神楽は、島根県石見地方の神社で舞われてきた大元神楽の流れをもとにして、いにしえから現代まで古い形を守り続けています。
奉納神楽の舞の演目は 沢山ありますが、この写真は”八岐大蛇(ヤマタノオロチ)” です。
荘厳であり華麗でもあるその舞は、見る人の目をくぎ付けにし、その心を洗ってくれます。
広島の神楽は、島根県石見地方の神社で舞われてきた大元神楽の流れをもとにして、いにしえから現代まで古い形を守り続けています。
奉納神楽の舞の演目は 沢山ありますが、この写真は”八岐大蛇(ヤマタノオロチ)” です。
荘厳であり華麗でもあるその舞は、見る人の目をくぎ付けにし、その心を洗ってくれます。
広島神楽団の舞
古くから秋の収穫祭のときに奉納神楽が行われてきましたが、昨今では、神事としての役割を大切にしながらも、大人からこどもまで楽しめるエンターテイメント性の高い舞台が人気を集めています。
どうぞ動画をご覧ください。
大蛇が八体も登場しますが、地方の神社では狭くてまず奉納できません。
なかなか目にすることのない神楽の舞の様子です。
どうぞ動画をご覧ください。
大蛇が八体も登場しますが、地方の神社では狭くてまず奉納できません。
なかなか目にすることのない神楽の舞の様子です。