わが人生行路の旅路
     『 真 実 一 路 』

  許された一筋の道を歩くなり
                    縄文の旅人

新年のご挨拶

2023/01/02

謹んで新年のご挨拶を申し上げます

    朝みどり
       澄み渡りたる大空に
        清きは己が心なりけり
 



 心清々しく令和5年の初春を迎えさせて頂きました。
 
    皆さま
     新年あけまし
  誠におめでとうございます。
 
 目に見えない力の作用をまともに受けて、令和4年の大変動の波に押し出されるようにして、令和5年の門に立たされているような感じがいたします。

 人間社会を激しく揺さぶる大激変のなか、変動の潮流に飲み込まれて押し流されそうになりながら、ぶじに命を繋いでいくことは容易なことではありません。

 いかなる状況に置かれていようとも、先ずは令和5年のこの瞬間を無事に生きていることは大変に有り難いことではないでしょうか。

 文明の大転換ともいえるこの瞬間を生き、人類史上に刻まれるであろう大峠を越えんとする私たちは、正に奇跡の存在であり選ばれた者なのかも知れません。

 今年も想像を絶する一大事が世の中を席巻し、多くの人が犠牲となり窮地に立たされることになるのでしょうか? 人々の命の安全について、「大難を中難、小難に」「小難を無難に」と、ただただ祈るほかはありません。

 今の時を生きていることは決して自分の実力ではありませんし、明日の命がどうなるのかも誰にも分かりません。

 生きている限りは、生かされていることに感謝して果たすべき自己の役割を全うするべきだと思いますし、それぞれの役割を全うすることこそが今を生き延びる術であるとも思います。

 世界大変動のなか
この ”中今” をしっかりと生き抜いて、新たなる文明社会への仲間入りを果たしたいものと存じます。
 
 そして、その目的を果たすために何よりも大事と思えることは
 
重大な局面を迎えて苦境に立たされている今こそ
 
”明るく” そして ”楽しく” 生きることだと思います。

 極悪非道な我が国の農業政策と世界の食糧事情に鑑みて、いよいよの時が切迫していることを感じた私は、昨年から食料確保について深く真剣に考えています。

 そして、自らの農業への取り組みを決意して、昨年夏ころから農地の確保と整備を始めており、一部作付けも開始しています。

 なかなか十分な時間がとれませんが、わずかな時間の中においても農作業を通じて私は気が付くことがありました。

 
なんとなく嬉しさを感じている自分がそこにいることを。
 
農作業は ”楽しい”のです。

土に触れることによって『喜び』を感じる自分がそこにいたのです。
 
 このことは、「自然の中で自然と共に生きる」ことの重要な意義について示唆しているものと思います。

 この春から田圃を準備し、暫くぶりに米作りも再開する予定でいますが、食料を確保して自分だけが生き延びても何の喜びも生じないことは当然です。

 
家族と共に額に汗し、近隣の人たちとも協力し合って
地域社会に ”明るく楽しい” 空間を醸成できれば
これこそが我が喜びなのであります。

 「分断」と「対立」で人間社会を破壊せんとする勢力に対峙する方策は、決して力で抗うことではなく、地域社会を明るく楽しい空間に変えていくことなのかも知れませんね。

 『明るく楽しい地域社会を創成』し、地域が相互に連携し合って日本の国を再建していく。 これが私たち日本人が目指すべき方向性なのだろうと思います。
 
 本年も皆さまとともに
  『世のため人のため』に微力ながらも
  全力を注いでまいる所存でございます。

 
  何とぞ宜しく、お願いを申し上げます。