正しい知識を身につけよう!認知症状改善と予防のために
2023/02/04
こんにちは。
今回は、2月2日に出会いました、
日本認知症リハビリテーション協会さんのFB広告を
シェアさせて頂きます。
認知症状の改善実績をたくさん持たれる
日本認知症リハビリテーション協会さんです!?
認知症は進行性のもので悪化の一方をたどる、
とされていた時代が、
認知症状は改善できるという時代に変わりつつあります。
自身の認知症にお困りの方、
ご家族の認知症を何とかしたいとお悩みの方、
仕事上で認知症の方を何とかしたいとお悩みの方は、
また、さらに、
認知症とは何か?お知りになりたい方も、
この話をぜひお読みになり参考になさってください。
アルツハイマー病は、「原因も不明で、
予防法・治療法もなく7~10年で死に至る不治の病である」とされていた時代に、
家族の(夫でしたが)アルツハイマー病とその認知症に苦しみ戦ってきた経験より、
日本認知症リハビリテーション協会さんの
認知症で苦しむ人を0にする”
という活動を心より支援しております。
ということで、
以下より2月2日のFB公告をシェアさせて頂きます。
【去年亡くなった精神科医・A氏、
認知症の世界では知らない人がいないほどの人物です。
少し彼の紹介をすると…
・2004年に「痴呆」という用語を「認知症」に変えることに貢献した。
・長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)を作成した。
上の例のように、認知症について第一線で研究をしてきました。
認知症のことがこれまで解明されてきたのは、彼がいたからこそ。そんな彼自身が、生前『認知症』になりました。
「君自身が認知症になって初めて君の研究は完成する」
かつての先輩医師から授かった言葉。
そして、生涯をかけて認知症と向き合ってきたA氏が
自らが認知症になり、2017年に公表しました。
彼の病名は嗜銀顆粒性認知症(しぎんかりゅうせいにんちしょう)。
「アルツハイマーと比べると症状が激しくないんですよ。
私自身もそれになりましたけども、
それで暴れるとかそういうことはないね、別に。」
そんなA氏も自身が認知症だとわかった時は、
想像以上の不安に襲われたそうです。
「もうだめだとか。もう僕はあかんとか。
もう何もできなくなるのかとか。どんどんひとりになる。
自分が認知症になってみたら、
そんなに生やさしい言葉だけで、
人様に申し上げることはやめなくてはならないと。
こんなに大変だと思わなかったな、ということだよね。」
負けそうな気持ちになることもあったようですが、
「自分の姿を見せることで、認知症とは何か、伝えたい。」
強い気持ちで、最後まで認知症と向き合っていました。
どうでしょうか?
そうやってA氏は、自身の人生の多くを通して、
ドクターとして、患者として認知症とは何かを感じてきました。
この話、認知症状の改善にとっても重要なことを教えてくれています。
それは…
▶︎認知症状を改善させるには、『脳』だけを見ていてはいけない。
多くの人は、認知症の原因として、
脳の萎縮にばかり注目しています。
しかし、実際に精神医学や脳波学を学び、
認知症医療の第一人者であるA氏も、認知症になっています。
どれだけ脳のことに精通していても、
それだけでは認知症は防げないということです。
これは大事な教訓です。
ほとんどの人は、認知症状を改善させるために
「もっと脳を活性化させないと…」と
脳にばかり目がいってしまいます。
しかし大事なのはそれだけではありません。
これを読んでいるあなたは、きっと、
脳を活性化させるために刺激をしないとと
思っているのではないでしょうか?
もしそうなら、認知症状を改善させるために、
脳以外のことにもこだわっていきましょう!
視点を変えれば、
あなたの目の前にいる患者さんの症状を改善させる
ヒントに気づけるはずです。
P.S.
今日の話、お役にたちましたか?
もし、認知症状を改善させるための情報を集めたい
と思ったのなら、この書籍から読むのがオススメです。
↓
https://anshin.jdr-association.jp/manual
認知症状のある方は正常な判断ができにくいこともあり、
よくなりたいという思いのない方も多いということなので、
その方に関わる医療・介護関係者やご家族の思いや考え方が大切になってきます。
世間一般で、認知機能が改善しないと言われているのは、
認知症状に対して誤った常識が広がっているから、
ということです。
目の前にいる認知症の方を救うために、
また、自分自身やご家族の認知症予防のためにも
正しい知識を身につけていきたいものです。