認知症の予防改善
それは健康に向き合うこと

アルツハイマー病!闘病と介護の後に主婦が見つけた「光」のお話

この春、音読をはじめる方!この指とまれ!?

2023/03/15
こんばんは。
認知症専門リハLAPREよりのある日のメールと、と同時に送られてきた動画に心を惹かれました。それをシェアさせて頂きます。


【なんとなく脳の活性化に良いっていうイメージがあるし、
有名な大学教授の方々の効果についての発表もある。
認知症のみならず、子供の学習・教育にも多大なる影響を与えている音読。
もちろんLAPREのリハビリでも取り入れています!

ですがこの音読、実は、患者さんの受け入れはあまり良くない。
せっかく効果のあるものなのに、音読はめんどくさがられてしまいがち。
「まずは、ここから声に出して読んでみましょうか?」
「うっ、えっ?どこや?あ〜かつて日本は・・・もうええわ!」
 

目で見る黙読よりも、時間がかかり、煩わしいし、面倒なんでしょう。
しかし、そのまま放っておくと、本当は読めるのに読めなくなる、正しく情報を得ることができない状態になってしまうかも?
認知症の方に多い、体験不足もこういったことがはじまりかもしれません?
 
あなたの周りにもいませんか?
見間違い、聞き間違いからの思い込みが強い人。
ご自身の予防も含めて、この春、音読はじめませんか?

多崎 務 〜認知症リハビリLAPRE〜
https://youtu.be/SLgSKjX09lQ
この春、音読はじめませんか?】

 



ということで、
今日は、この春、音読を始めませんかというお話です。
これは、あなたに訴えるだけでなく自分自身にも言い聞かせる話であるということです。
ですので、私も私自身に言い聞かせる話として受け取りました。読むことの好きな方、また音読って何だろう!?と興味を持たれた方、ぜひこの先をお読みください。さらには、多崎さんの動画をご覧ください。
ということで、動画の内容に入ります。

 


【音読と言うと脳の活性化につながるイメージがありますが、
調べると記憶の面では、腦で言うと前頭前野とか、目の動きとか言う事もあったりして、
その効果については、有名な大学教授などによりイメージ通り効果があるということも検証され、発表されています。

さらに、
音読については、小さい頃からの子供たちの学習・教育にも非常に重要だと言われていることもあるので、
効果ありということで
LAPRE(治療院)でも積極的に取り組んでいます


ちょっとうつ傾向のある人とか、活動量が少なくなんとなくぼんやりしている方、運動することが苦手だという方を対象にやることが多いのですが、

今日は、そういう方とは違う方、違うタイプの方にも
〇・〇・〇という目的で行ってもらえると一つの良い効果があるので、そのことについてお伝えしていきます。

 



音読というのは、自分としては割と好きなので問題はないのですが、本当に活字が苦手だとか、昔から文字を読み慣れていなくて苦手という方もあると思います。
せっかく効果あるものなのに、音読は面倒くさがられることが多いです。

実際にLAPRE(治療院)に来られている方で、
「ちょっとここを読んでみましょうか」とすると、
「もうええわ!」みたいな感じになることが多くて、
目で見るだけより時間がかかって、煩わしいとかめんどくさいなあという感情が出てきやすい。

本当は読めるのに面倒くさいという気持ちで読めてないということもあるけれど、そういう人は、多分、
普段から聞いているようで聞いていないとか、
見ているようで見ていないとか、正しく情報を得る体験自体が
不足しているということもあります。


ですので、そういった意味でも(体験不足を補うという意味と私は理解しました。)音読を取り入れる。
苦手なことではあるけれど、短い時間で区切りながら
やっていくことは、意味があり効果のあることと思っている。


 



認知症でなくても、見間違いとか聞き間違いとか結構あったりします。
LAPRE(治療院)で一緒に働いている人とかも、
仕事のことで話をしていて、あれ僕そんなことを言ったっけ??というようなことが、ちらほらあったりもするので、
結構思い込みの強い人とかは、音読は苦手かもしれないけれど、この春音読を始めてもらうと良いと思う。


また、年を取ってくるとコミュニケーションの量自体も減ってくるので、自分で思っているよりも
情報を取り入れるということが少なくなり、
情報をキャッチしづらくなってきます。

常にいろんな情報があれば、
必要なものを選んだりということをやっているのですが、
普段から情報に触れる機会が少ない方であれば、
自分から情報をキャッチしていくという癖付けも含めて、

音読というのは、
書いてある文字を一文字一文字音で捉えるというより、
単語でその意味を理解して、
文章の繋がりがどうかというところを理解していく。
そしてそれを瞬時に音として声に出す、その連続でもあるので音読は侮れません


これからもリハビリの方では、取り組んでいきます。
やっといてね!と言っても、元々ほんとうに面倒くさがる人たち、煩わしい行為なので、言っただけではなかなか続かない。

3分ぐらい続いたら良い方です。
10数秒ぐらいでもうええわという感じにもなりますので、
初めのうちは感想を聞いてみたり、一緒に続きを読んで、
じゃあ後ここからお願い、とかいった形で取り組むことを続けて行ってもらうことが大事だし、

ある程度読めるようになってくると、
普段の関わりの中で小さな変化が出てくるかなと思います。


温かくなると体を動かしましょう、も大事ですが、
何か一つ別のきっかけとして、
この春、音読を始めてもらえると良いかなと思います。】

と締められています。

 


後期高齢者の道を歩んでいる昨今、
忘れやすい、小さなミスが多くなった、何事もとろくなった、面倒くさくもなってきた。
脳の衰えを色々と感じる日々でしたが、多分その前頭前野といわれる部分を鍛えてみればどうだろう???


私としましては、認知症の方と直接対峙しているわけだはなく、メールと動画を見たり読んだりしたことから心を動かされて、
音読を始めたいと思うだけなのですが、効果について更に確認しました。


 



NHK健康チャンネル https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1359.html  
音読の効果(認知機能・口くう機能の改善)とやり方について
によりますと、

脳の働きは、使わないと次第に衰えてくるということですが、
筋肉を動かして体を鍛えることができるのと同じように
脳も適度な刺激を与えることで、
働きをよくすることができる
ということで、勧められているのが「音読」です。


≪1.音読と前頭前野の活性化≫
黙読と音読をしているときの脳のMRI画像をみると、
音読をしている時のほうが、
血流量が増えて脳全体が活性化しており、
特に、脳の前側の前頭前野
という部位が活性化されている
のがわかりました。

前頭前野は、記憶・学習、他者とのコミュニケーション、思考、感情などに関わる部分です。


≪2.音読と認知機能・前頭前野の機能≫
70歳以上の人が、音読と計算問題を週に3~5回、
半年間続けるトレーニングを行い、
認知機能を調べるテスト(MMSE)を行いました。

トレーニングを行わなかった人は、認知機能テストの成績が低下しましたが、
トレーニングを行った人は、成績を維持できました。

前頭前野の機能を調べるテスト(FAB)では、
トレーニングをしている人は、
成績が上がっていることがわかりました。


≪3.音読と口くう機能
会話が少なくなることは、物をかんだり、飲み込んだりする力、口くう機能の低下につながります。

老年医学専門の東京大学・飯島勝矢教授の調査によると、
新型コロナウイルス感染症流行時、
高齢者の口くう機能・滑舌が低下している人は約50%になり、「衰えた(主観的衰え)」と感じている人も約30%あることがわかりました。

音読をすると、唇や舌をよく動かします。
継続すると、口の機能の改善や、食事や会話を
楽しむ余裕が生まれることも期待できるということです。

口くう機能の低下は、ひいては誤えん性肺炎にもつながります。
声を出し、口を動かして読む!
「音読」は口くう機能の維持・改善につながることが期待できます。


 


ウオーキングをしたり、体操に励んだり、
筋肉量を気にしたりと体についてはいろいろやっているのに、
脳については手薄だったなという感じです。

実践していきたいので、「NHK健康チャンネル」よりやり方です。

 読む内容は何でもよく、
 早く読んで腦に負荷をかける。
 毎日継続して読み、
 読み間違っても気にしない。
 楽しみながら読めると、さらにgood!

 

KEIKOより皆様へのご挨拶 

こんにちは。
肘井慶子と申します。

今から7年前のとある出来事から
私は生まれ変わりました。

それまで生きてはきたのですが、
「今まで自分はいったい何をしてきたんだ!?」
背筋を厳しく打たれた気がしました。


次第に間遠くなってくる主人の呼吸、
右の頬を叩くと一つ息を吸います。
左の頬を叩くとまた一つ息を吸います。

もう一つ・・・、そして、また一つ・・・・。
しかし、「未練だなあ、、、、、、、」
そんな声も聞こえてきて、主人の呼吸は絶えました。

そのときが、私の生まれ変わった瞬間でした。


腹をくくって不安な気持ちで、診察を受け、、、、、
やはり、認知症。
64歳でした。

その時は分からなかったし、告げられもしなかったのですが、
若年性アルツハイマー型認知症でした。
原因も不明で、予防法・治療法もなく死に至る不治の病。

良いという情報は、様々試しましたが、これという効果もなく、
効果あるものも根本的な解決策ではなく、金銭面での負担も続かず、
「人はなぜ病むのか」大きな課題を残して、
我が家の闘病と介護の生活は終わりとなりました。


そして数年を経て、アルツハイマー病はよくなる・改善する。
「アルツハイマー病 眞實と終焉」デール・ブレデセン著、
この本を読むと、「人はなぜ病むのか」がわかるよと、教わりました。

素人には少々難解な本で、苦労して学んでいるところ、
実際にこの日本で、認知症改善の活動をされ、
実績も挙げられているグループの情報を知るところになり、
学びを進めています。

最初の出会いは、責任者である岡本一馬さんのYoutubeでしたが、
メルマガ、ZOOMセミナーなど多岐にわたって情報を頂いています。


認知症とは、その7割弱がアルツハイマー型認知症と言われますが、
人が人でありながら、人として壊れてゆく病気、
主人は、どこがどうなって、あんなことになっていたのか??
あれはいったい何だったのか、しっかり理解していきたい。


そして、学びながら、あの頃の私のように、
情報を必要としている方に、
認知症は、予防できる!認知症は、改善できる!
ということを発信していきたい、と思っています。


それと同時に、
健康で生きることがどんなに素晴らしいことであるのか、
健康に生きるためにはどうしたら良いのかについても、
学んだこと、上質な情報など発信していきたいと思っています。


数年前に、生まれ変わった私の
使命かとも思われることを実践していきます。
微力では、ありますが、どうぞよろしくお願い致します。


 

経    歴

誕生

鳥取県米子市

小・中学生

鳥取県米子市

高校生

鳥取県米子市

高校卒業後

大阪市立大学生活科学部社会福祉学科入学

25歳

結婚、出産、営業事務の会社退職、福岡県飯塚市に転居。土建会社、病院の経理・庶務事務でフルタイムで働く。
家庭の事情で退職。

ある商店の商品詰め物の現場仕事に就業。商品、資材の在庫管理、発注。

62

同年齢の主人、60歳で、単身赴任の勤務を退職し、我が家に戻ってくる。その数年前より、認知症という言葉をよく言うようになっていた。私も、上記商店退社。「ネットで稼ぐ」という情報に興味を持つようになりました。

64歳

主人に、アルツハイマー型認知症の診断が下りる。

71歳

原因もわからず、死にいたる不治の病とされていたアルツハイマー病の筋書き通りに、若年性の進行は早く、自宅介護の日々を過ごしました。そして、「人はなぜ病むのか」大きな置き土産を残して、彼は、召されて逝きました。