認知症の予防改善
それは健康に向き合うこと

アルツハイマー病!闘病と介護の後に主婦が見つけた「光」のお話

もの忘れがある人に共通するある一つの原因とは!?

2023/03/24
こんにちは。本題に入る前に、
下記の動画が送られてきた、
岡本さんのメールの一部を紹介します。
↓ ↓ ↓
岡本一馬の認知症専門チャンネル
https://youtu.be/YRlXdeeAKLw
もの忘れがある人に共通する意外な原因


【「病は気から」という言葉があるように、

病気の改善を目指していくためには、
心の部分に目を向けるのは非常に重要です。

もちろん、認知症にも同じことが言えます。
認知症というと脳の病気と思いがちですが、

脳だけの病気ではなく、
その心にも、目を向けていく必要があります。

例えば“もの忘れ”という症状。
脳でいえば、
海馬や前頭前野などが主な原因部位になりますが、
心の部分でいうと何になると思いますか??】

ということで、
そのことを頭に入れたところで本題に入ります。


 


今回は、群馬県のホテルで動画収録をしている
ということで、
何のために群馬県に来ているのかが話されています。

もう四年半ぐらい、
群馬県のある先生の所に通って勉強を続けていて、
その内容は、心についての勉強、
生き方・考え方についての勉強ということ。

宗教ですかとよく尋ねられるけれど、
宗教を否定するわけでもないですが、宗教ではなく、
生き方・考え方とかも大事なことなので、
自己啓発なことを学んでいるのだということです。


近年、考え方生き方によって認知症になる、という研究も
出てきているので、この観点も重要ということです。

 


一般的に認知症は脳の病気と言われているが、

実は、僕たちが、つまり、
認知症リハビリLAPREグループが常々言っているように、

認知症は、脳だけでなく、脳・内情・筋肉・心に関わりがあり
この辺の研究結果も、たくさん出てきているので、
いい感じだなーと思っている。


腦・内臓・筋肉・心。
この四つの機能低下

または、バランスの崩れで認知症になるわけです。
ですので、やはり心の面も無視できません


今日も勉強してきたことで印象に残ったことがあり、
その一部をシェアしたいということです。

認知症の人には、色々な心の問題があるわけですが、
共通してある精神状態、心の状態というのは不安です。

認知症の方は、不安でいっぱいなんだということです。


不安でいっぱい。
これは大きなポイントです。

不安でいっぱいになると、何か新しいこと・・・・・・・・・


 



これは自分のこととして想像してもわかると思うけれど、
すごく不安なことがある場合、
これを覚えてくださいとか言われても、
心ここにあらずの状態なので、
そんな状態ではとても覚えることなどできません。

過去に記憶したことだったら、
心ここにあらずの状態であったとしても、
思い出せと言われて、

その時、そのことに注意を向けることができさえすれば
思い出せるのですが、
新しいことになると心ここにあらずで、
そのことに注意が向けられず入っていかない。


認知症の人は、不安の状態、
心ここにあらずの状態にいるので、
新しい情報がとても入りづらく
なっている。


そのことにより、
短期記憶とか即時記憶が低下することになるわけです。


脳の機能によって記憶ができないということもあるけれど、
そういう心の状態によっても記憶ができなくなっている
ということがあるのだということです。


要するに何をしなくてはいけないのかと言うと、
その方の不安、なにを不安に思っているのかを見つけ出して
解消することが重要です。


ただ、何を不安に思っているのかは、人それぞれに違うので、
アプローチの仕方とか、解決しなくてはならないことは、
人それぞれですが、
共通して言えることは、不安なんだということです。


 



人というのは環境に左右される生き物で

僕は、今、認知症リハビリ L APLEという自費の
認知症リハビリ施設を関東関西で四つ運営、
関東ではデイサービス、脳が元気になるデイサービスかなでるを運営していて、


手前味噌にはなるんですが、すごく改善しています。
治るというわけではないですが、
物忘れが減った、被害妄想が減った、徘徊がなくなったなどの
症状の改善というのはたくさん起きている。

最近デイサービスの方も力を入れているんですが、
いい感じだなあという報告がたくさん上がってくる。

これらの良いことが、何でできているのか!


まず、症状の改善が出来る環境ですが、
どういう環境かと言ったら、
うちのスタッフは皆、症状は改善できると思っているわけです。

症状を改善できると思っているところに、
症状を改善したいと思っている人が来るわけです。

それは、非常に良い環境ということがわかりますか?


一般的なデイサービスや一般的な病院はどうなっているでしょうか?

症状なんて改善できないと諦めている環境の中に、
諦めている人が来るので問題は解決しない。

(ここは少々物申したいのですが、、、、、、、、、、。
確かにかっての我が家の場合も、諦めている病院でした。
諦めている病院に、諦めていない私は行ったのですが、、、)


 



そして、不安の話にもどりますと、その続きですが、
うちLAPREには、改善できるというモチベーションがあります。
もちろん、ラプレに来られる方は改善できないし、
今の状態に困っておられるから来られるので、
不安な気持ちがあります。


ところが、ラプレには夢とか希望があり、
夢や希望のある環境に入ってくるから、
不安というものが少しずつ減少していく。



その中で目の前で、症状改善ということが起きてくるから、
さらに夢ができる、不安がなくなる。
本人には、あまり自覚がないかもしれないが、
それを囲んでいる環境であったり、
家族さんの不安がどんどん減っていくことで、
本人の不安も消えていく。



そして、改善できやすい心の状態が作られたところから、
そこから、脳や内臓に対するアプローチをしていくので、
結果として、
記憶が良くなったり、症状改善とかにつながってきます


 



この話は、
エビデンスとかいう話ではなくて体験上の話なんですが、
被害妄想とか幻覚幻聴とかいうのは、改善しやすかったりする。

特に被害妄想は改善しやすいが、
記憶障害というのは、結構残りやすかったり、後になって改善してきたり、徐々に減ってきたりすることが多い。



それは何かって言うと、
被害妄想とかは、そういう不安から出てくることが多く
不安というその心の状態は、
一番最初に改善しやすいものなのだということ。

被害妄想というのは、
脳の機能でこういう所が弱っているということもあるが、
それよりも、
そういう不安という精神状態からくるものが大きいのではと
最近そのように思う。


記憶ということになると、
脳の部位であったり、筋肉であったり、筋・関節であったり、
内臓とか、あらゆるところが総合
して、
あらゆるバランスによって成り立っているので、
その辺はまた違うのかなーと思ったりしている。


 



色々お話したけれど、今日のポイントは不安です。

なので、
目の前にいる患者さん、利用者さん、あるいは家族の方が、
どんな不安を抱えているのかを聞く、
聞いてあげることも重要と思うので、
その不安をしっかりと聞き出してください


そこからの解決策は、様々あると思う。
自分が思う解決策をやってもらえればと思う。


まずは、そこに注意を向けるということ。
機能面だけでなくて、精神面・心の面も
しっかりと見ていってもらえると良いかと思います。】



と、締められています。
 


病は気からという言葉はよく聞きますし、
実感するところでもありますが、

認知症も人の心の面、精神面が関係しているということで
とても興味深いものがありました。

我が家の大黒柱であった人は、何を不安に思い
どんな風に心を病んでいたのか?
そんなことに、思いをはせてもみました。


患者さんの不安は、
治療の上ではまず最初に解決する 問題と話されていますが、
これはけっこう大きな問題ではないのかという気がします。

改善するためには、心の安定が必要ということ。
関わる家族の方の心・精神の安定が患者さんに関わってくる、
ということにもとても 共感を持ちました。

そして、
認知症を病む人がいると家族も病む、心が不安定になる、
と自分の経験から思っていましたが、

そんな家族さんはたくさんあり、家族さんのその不安は、
やはり、
認知症を病む人に伝わるのだということ理解しました。


今なら、
もっと良い介護をできるのではないかと思う私ではありますが、
より多くのご家族さんが、よりよい介護ができ、
より多く、よりよく改善できることを願っております。

 

KEIKOより皆様へのご挨拶 

こんにちは。
肘井慶子と申します。

今から7年前のとある出来事から
私は生まれ変わりました。

それまで生きてはきたのですが、
「今まで自分はいったい何をしてきたんだ!?」
背筋を厳しく打たれた気がしました。


次第に間遠くなってくる主人の呼吸、
右の頬を叩くと一つ息を吸います。
左の頬を叩くとまた一つ息を吸います。

もう一つ・・・、そして、また一つ・・・・。
しかし、「未練だなあ、、、、、、、」
そんな声も聞こえてきて、主人の呼吸は絶えました。

そのときが、私の生まれ変わった瞬間でした。


腹をくくって不安な気持ちで、診察を受け、、、、、
やはり、認知症。
64歳でした。

その時は分からなかったし、告げられもしなかったのですが、
若年性アルツハイマー型認知症でした。
原因も不明で、予防法・治療法もなく死に至る不治の病。

良いという情報は、様々試しましたが、これという効果もなく、
効果あるものも根本的な解決策ではなく、金銭面での負担も続かず、
「人はなぜ病むのか」大きな課題を残して、
我が家の闘病と介護の生活は終わりとなりました。


そして数年を経て、アルツハイマー病はよくなる・改善する。
「アルツハイマー病 眞實と終焉」デール・ブレデセン著、
この本を読むと、「人はなぜ病むのか」がわかるよと、教わりました。

素人には少々難解な本で、苦労して学んでいるところ、
実際にこの日本で、認知症改善の活動をされ、
実績も挙げられているグループの情報を知るところになり、
学びを進めています。

最初の出会いは、責任者である岡本一馬さんのYoutubeでしたが、
メルマガ、ZOOMセミナーなど多岐にわたって情報を頂いています。


認知症とは、その7割弱がアルツハイマー型認知症と言われますが、
人が人でありながら、人として壊れてゆく病気、
主人は、どこがどうなって、あんなことになっていたのか??
あれはいったい何だったのか、しっかり理解していきたい。


そして、学びながら、あの頃の私のように、
情報を必要としている方に、
認知症は、予防できる!認知症は、改善できる!
ということを発信していきたい、と思っています。


それと同時に、
健康で生きることがどんなに素晴らしいことであるのか、
健康に生きるためにはどうしたら良いのかについても、
学んだこと、上質な情報など発信していきたいと思っています。


数年前に、生まれ変わった私の
使命かとも思われることを実践していきます。
微力では、ありますが、どうぞよろしくお願い致します。


 

経    歴

誕生

鳥取県米子市

小・中学生

鳥取県米子市

高校生

鳥取県米子市

高校卒業後

大阪市立大学生活科学部社会福祉学科入学

25歳

結婚、出産、営業事務の会社退職、福岡県飯塚市に転居。土建会社、病院の経理・庶務事務でフルタイムで働く。
家庭の事情で退職。

ある商店の商品詰め物の現場仕事に就業。商品、資材の在庫管理、発注。

62

同年齢の主人、60歳で、単身赴任の勤務を退職し、我が家に戻ってくる。その数年前より、認知症という言葉をよく言うようになっていた。私も、上記商店退社。「ネットで稼ぐ」という情報に興味を持つようになりました。

64歳

主人に、アルツハイマー型認知症の診断が下りる。

71歳

原因もわからず、死にいたる不治の病とされていたアルツハイマー病の筋書き通りに、若年性の進行は早く、自宅介護の日々を過ごしました。そして、「人はなぜ病むのか」大きな置き土産を残して、彼は、召されて逝きました。