認知症の予防改善
それは健康に向き合うこと

アルツハイマー病!闘病と介護の後に主婦が見つけた「光」のお話

歩けることの有難さ!認知症の観点から見てみると・・・

2023/04/19

認知症は歩行とも関係するそうです。っていうか、関係します。
かって、散歩に連れ出していた主人でしたが、足が上がらず、
引きずるような感じでゆっくり歩いておりました。

 健康な私たちは、普段 立ったり座ったり横になったりの動作を
全く何も意識しないでできているわけですが、
体を動かすというのは
実は脳内の様々なネットワークを駆使した結構高度な動作

例えば 歩く という動作。
右の足を前へ出して、このタイミングで左へ腕を振る。 
そして、右足がここに来てこうなったら次は、左足を前に出して・・・。
なんてイチイチ考えて、私たちは足や体を動かしてはいません。


 これは脳が働いてくれていて周囲の状況を瞬時に判断して、
その状況に適した体の動きを、
これまた 瞬時に指示してくれているからできることなのです。

 なので、障害物があったとしてもよけて歩けるし、
自分の足に引っかかってこけることもありません。

 しかし、認知症になり脳がスムーズに動かなくなると、
脳のこの状況判断や体の動きへの指示がうまくいかなくなり
歩くのも遅くなるという結果につながっていると話されます。

その頃は何もわかりませんでしたが、
主人の脳のなかでは、動きづらくなった腦が四苦八苦して
働いていたのかなと想像するところです。

脳の働きは、考えたり読んだり学んだりすることと思っており、
認知症ということで、
体の動きが不自由になってくることが理解できませんでしたし、
あまりにも人の身体について知らなさ過ぎました。
まあ、それはそれとして、本題に戻ります。


 

 

歩くスピードが遅くなった。
歩幅が小さくなった。
ものにぶつかりやすくなった。
歩く時にふらふらする。
横断歩道を 青信号のうちに渡りきれない。
このようなことはありませんか?


実際には、MCI( 軽度認知障害)の判断基準の1つとして
歩行速度が採用されています。
分かりやすい目安としては、横断歩道を青信号のうちに
渡りきれない場合には要注意と思ってください。


 そして、歩いている人ですが、
散歩しているから良い!と思って安心していませんか?

 もちろん、
歩くことはそれだけでも運動になるので良いことですが、

 
実は、ただいつもの道を何となく歩いているだけでは、
認知機能へのアプローチとしては不十分なのです。


 歩く習慣のない方は、まずは 、歩き始めましょう
 散歩が、習慣になるところまで続けていきましょう。

 そして、散歩が習慣になっている方、習慣になった方は
姿勢を良くし、歩くスピードを意識して
手足を大きく動かして歩くようにしてみましょう。


ここまでは、以下の投稿を参考にしました。
↓ ↓ ↓
認知症リハビリLAPREはInstagramを利用しています:「?プロフィールから他の投稿をチェック! . . . 認知症になると歩くのが遅くなる? —————————— ▶︎…」




 

さらに、次は、認知機能への具体的なアプローチ、
どんな風に歩けば良いのかについて。
 認知機能の低下と歩行、特に歩幅についてのお話になります。


学び、参考にした資料は下記の動画です。
↓ ↓ ↓
大橋 直樹 〜認知症リハビリLAPRE〜
https://youtu.be/miwkGhrtlls
認知症のリスクを3倍にしてしまう?!あなたは自分の歩き方を意識してますか?


歩幅の狭い人は、認知機能の低下のリスクが
3倍以上に上がるという話もあって、
LAPRE治療院に見える認知症状のある方は、
実際に、歩幅が小さかったり、小さくなったという方が多い。


動画で語られていますが、 国立環境研究所の
主任研究員の方による研究チームの歩幅に関する研究

 群馬県・ 新潟県の65歳以上の人 1000人以上を対象にした調査です。

 歩幅の狭い人は、広い人に比べて、3倍以上も認知機能が低下。
その傾向は、70代、80代、 90代 どの年代でも変わらず、
歩幅が小さい状態で年を重ねる人ほど
認知症のリスクは高いことが分かりました。




 
歩幅は意外と大事ということで、
あなた自身はもちろん、あなたの周りの認知症の人、
認知症でない人の歩幅はどうでしょうかと語られています。

年代に伴う筋肉量の低下ということもあるでしょうが、
やはり、運動、歩くということは、
脳の指令から来ているものなので、

 
そういった脳との関連性が考えられます。


 実際、脳の前頭葉領域の運動野というところが、
私たちの体を動かすことに関係していますが、
そういったことや、
脳の血流量が落ちていることも、
歩行速度を遅くすることに関わっていことが分かりました。



 
 認知症の予防という意味でも
普段から、歩幅を意識することは重要になってくる
と語られていますので、
その歩幅を意識して歩こうと思うわけです。


 そこで、実際にどれぐらいの歩幅
意識して歩けば良いのかという話になりますが、

 
 それは 65cm。

 歩幅を意識して少し広げて歩くと、
ただ歩いているだけより疲れるようですが、
私は 測ったら59センチメートル。
あと少し歩幅を 広く 歩くように訓練しようと思います。





 

次は、脳を活性化する歩き方。
これも認知症ではない私達にも言えることで、
つまり、予防にもつながるお話です。

下記の動画を学び、参考にしました。
↓ ↓ ↓
四十内健太「認知症専門チャンネル」
https://youtu.be/fb_zAK82Q-k
【認知症】脳が活性化する歩き方【富山】

 富山の 四十内(あいうち)健太さんの動画です。

四十内先生の治療院では、
このことが密かなブームになっていると語られており、
興味深いことです。
Instagram に患者さんの歩行訓練の動画を上げたところ、
良い反応がたくさんあり、
非常に効果的でもあるということ。


 認知症の方の歩き方には、ある特徴があります。
それは何かですが、「歩く速度が非常に遅い」。 
小股でゆっくり歩く方が多い。

 あなたの目の前の認知症患者さんはいかがでしょうか
と問われていますが、
認知症でなくても遅い方もあるので気にはなります。


 認知症の方の歩き方が遅い理由として、
歩く機能の低下ももちろんあるけれども、


 
特に下半身脳の前頭葉とは非常に深い関わりがあります。
それを説明すると長くなるので、その話はありませんが、

下半身ですが、要するに、
歩行のスピードが早くなれば歩行のスピードが上がれば
前頭葉が活性化するという、
そんなメカニズムに人の体はなっています。

なので、認知症患者さん
なるべく早く歩いてもらうように指導することで、
前頭葉の活性化が期待できます。





治療院での脳を活性化する歩き方という指導は、
非常に効果が出やすく、
かつ、歩行訓練後に卓上療法などをやると、

前頭葉が活性化しているので、
集中力や注意力が上がって、いつも戸惑っていた
課題だったりがスムーズに解決される方が多い。

このことから、
歩き方の改善というのは必要だなということで、
ポイントを伝えたいと、この動画が取られたようです。


ポイント1
認知症の方は、ゆっくりと、狭い歩幅で歩かれる。
なので、それを逆手に取る。

歩幅を大きく、早く歩くように指導する。


ポイント2
歩行中の認知症の方の腕に注目してください。
歩き方が遅い方の歩行中の腕 、ほぼ動いていません。

腕と足は連動しているもので、腕が動いていないので、
なので足が動かない。
だから、歩行が遅いという方が多い。


 
治療院では「早く歩けるように、腕を動かしてみましょう」 という指導をしている。

認知症の方の腕の動かし方を、
動画の3分57秒あたりで確認することができます。
腕は振れていますが、体から前の方にばかり触れており、
体から後ろの方に腕が触れていないので、
足が前に進まないという結果になっています。

 足を前に出そうと思ったら必要なこと。
 それは、反対側の腕をぐっと後ろに振ること。
 思いっきり、後ろに腕をぐっと振ることで、
反対側の骨盤が前に出やすくなり、
足も自然に上がりやすくなって歩行の改善ができます。


結果として、
大股で早く歩くことができるので、
前頭用の活性化につながるわけです。

 あと、ポイントは幾つかあるそうですが、
全部話すと長くなるので、
まず1つだけ、すごく大切なポイントをお知らせしたい。


 
動いていない腕の動きを、しっかりつけてあげることで、
歩行の改善となり、脳の活性化につながる。」ので、

 目の前の認知症の方に、そのように施術をしてあげてください。と締められています。

 また自分自身にも応用していきたいものです 。




日常何気なく歩いている歩行というものが、
認知症の予防・改善にも関わるものというこで、
今回は3つの動画を参考に学んでみました。


長くなりましたので、以下にまとめます。

(1) 腦と歩行と認知症の関係
歩くということは高度な動作で、脳が滑らかに
動いてくれることで、体もスムーズに動いてくれる。

認知症の改善、予防のため、そのために歩く習慣をつける。
姿勢をよくし、手足を大きく動かし スピードを意識して歩く。


(2) 認知機能と歩行、特に歩幅との関係
歩幅が小さい状態は、認知症のリスクを高める
という研究結果があり、
歩幅を意識して運動野を刺激し、脳の血流量を高める。


(3)脳を活性化する 歩き方 とは
ポイント1 歩幅を大きく、早く歩くことを意識する。
ポイント2 腕をぐっと後ろに振ることで、歩幅も大きくなり早く歩ける。 

 

KEIKOより皆様へのご挨拶 

こんにちは。
肘井慶子と申します。

今から7年前のとある出来事から
私は生まれ変わりました。

それまで生きてはきたのですが、
「今まで自分はいったい何をしてきたんだ!?」
背筋を厳しく打たれた気がしました。


次第に間遠くなってくる主人の呼吸、
右の頬を叩くと一つ息を吸います。
左の頬を叩くとまた一つ息を吸います。

もう一つ・・・、そして、また一つ・・・・。
しかし、「未練だなあ、、、、、、、」
そんな声も聞こえてきて、主人の呼吸は絶えました。

そのときが、私の生まれ変わった瞬間でした。


腹をくくって不安な気持ちで、診察を受け、、、、、
やはり、認知症。
64歳でした。

その時は分からなかったし、告げられもしなかったのですが、
若年性アルツハイマー型認知症でした。
原因も不明で、予防法・治療法もなく死に至る不治の病。

良いという情報は、様々試しましたが、これという効果もなく、
効果あるものも根本的な解決策ではなく、金銭面での負担も続かず、
「人はなぜ病むのか」大きな課題を残して、
我が家の闘病と介護の生活は終わりとなりました。


そして数年を経て、アルツハイマー病はよくなる・改善する。
「アルツハイマー病 眞實と終焉」デール・ブレデセン著、
この本を読むと、「人はなぜ病むのか」がわかるよと、教わりました。

素人には少々難解な本で、苦労して学んでいるところ、
実際にこの日本で、認知症改善の活動をされ、
実績も挙げられているグループの情報を知るところになり、
学びを進めています。

最初の出会いは、責任者である岡本一馬さんのYoutubeでしたが、
メルマガ、ZOOMセミナーなど多岐にわたって情報を頂いています。


認知症とは、その7割弱がアルツハイマー型認知症と言われますが、
人が人でありながら、人として壊れてゆく病気、
主人は、どこがどうなって、あんなことになっていたのか??
あれはいったい何だったのか、しっかり理解していきたい。


そして、学びながら、あの頃の私のように、
情報を必要としている方に、
認知症は、予防できる!認知症は、改善できる!
ということを発信していきたい、と思っています。


それと同時に、
健康で生きることがどんなに素晴らしいことであるのか、
健康に生きるためにはどうしたら良いのかについても、
学んだこと、上質な情報など発信していきたいと思っています。


数年前に、生まれ変わった私の
使命かとも思われることを実践していきます。
微力では、ありますが、どうぞよろしくお願い致します。


 

経    歴

誕生

鳥取県米子市

小・中学生

鳥取県米子市

高校生

鳥取県米子市

高校卒業後

大阪市立大学生活科学部社会福祉学科入学

25歳

結婚、出産、営業事務の会社退職、福岡県飯塚市に転居。土建会社、病院の経理・庶務事務でフルタイムで働く。
家庭の事情で退職。

ある商店の商品詰め物の現場仕事に就業。商品、資材の在庫管理、発注。

62

同年齢の主人、60歳で、単身赴任の勤務を退職し、我が家に戻ってくる。その数年前より、認知症という言葉をよく言うようになっていた。私も、上記商店退社。「ネットで稼ぐ」という情報に興味を持つようになりました。

64歳

主人に、アルツハイマー型認知症の診断が下りる。

71歳

原因もわからず、死にいたる不治の病とされていたアルツハイマー病の筋書き通りに、若年性の進行は早く、自宅介護の日々を過ごしました。そして、「人はなぜ病むのか」大きな置き土産を残して、彼は、召されて逝きました。