認知症の予防改善
それは健康に向き合うこと

アルツハイマー病!闘病と介護の後に主婦が見つけた「光」のお話

認知症に有効なのに、注目されていないある取り組みとは・・・!?

2023/11/16
認知症に対して効果のある取り組みはたくさんありますが、
そもそも認知症になった要因は人それぞれなので、人によって取り組む内容が違ってきます。
 
ですが、そうは言っても、認知症の人や高齢者一般に、幅広く当てはまることがあります。
 

認知機能の向上や認知症状の改善を目指していたり、
高齢者に身体も心も健康で元気でいて欲しいと願うのなら、そのことは欠かせない取り組みになります。
 
なのに、現実は、その取り組みが非常に疎かになっているということです。 


一体それは、何か?!
「脳が元気になるデイサービスかなで」を運営される
若狹一弘さんの動画よりです。

若狹一弘〜脳が元気になるデイサービスかなで〜

「この取り組み有効です!なのに、なぜ?」 - YouTube


 


目の前の方がなかなかやる気を持ってくれない、
いろんな取り組みを進めてもやってくれない、やったとしても長続きしない。
落ち着きがなくすぐ疲れるとか、何かしたらすぐ痛がるとか、
何か言っても聞いてるのか聞いていのかわからない。

そんな症状の方は多くて、
それには共通する原因、要因があるのだと語られます。 

そして、それを高齢者に当てはめて考えた時に、
特に共通する原因、「栄養素の不足」があります。

高齢者とか、認知症の症状の原因だとか、その症状にアプローチする上で、
栄養素を考える方は少ないということ。

こんな食べ物は、身体にダメージを与えるから避けていこう。
という取り組みを意識される方は増えてはきましたが、
栄養素を補うことに対する取り組みは、まだまだ遅れているという現状。


栄養素を補うこと、栄養に対する取り組みは、
認知症状を改善させるためにも、認知機能をアップさせるためにも、
高齢の我々が健康を維持するためにも、とても重要なことです。

栄養に対するストイックな取り組みは、
オリンピックを目指すようなアスリートや大谷翔平選手とかの
スポーツ選手が取り組むべき分野みたいに思われる方も多いですが、

実は、
高齢者の方こそ、認知症の方こそ、
そこのところは取り組んでほしいと力説されています。

 


ある地域の高齢者の栄養状態についての研究調査によると、
約70%の高齢者が、低栄養もしくはそのリスクがあるという結果が出たそうです。

この動画の作成者・若狹一弘さんもこのような実態調査に関係された経験から、
調査アンケートに協力してくれた人だけのデータであって、
そういう調査にも協力できないような生活を送ってる人たちも多い。

そんな人たちのデータも加えたらこの数字はもっと大きくなると思う、
低栄養とそのリスクは、多くの高齢者に該当する状況で、
高齢者こそ、低栄養状態ということを意識した取り組みが大事と語られます。

近年では、認知機能に対して運動が有効であることが証明されてきて、
運動がだいじ、体が衰えないように運動しようと
そこに焦点を当てエネルギーをかけてる人も多いけれど、

その運動を効果あるものにするには、
セットで栄養に対する取り組みをすることが大事なのです。

とにかく運動は大事なのでやろうやろうと言って
運動に対するアプローチ、取り組みをしてる方が多いです。

 


この栄養に対する取り組みがなくても、
運動しないよりした方がマシというようなイメージもありますが、
皮肉なことに逆効果になってる方も多かったりして・・・・・。

実は、体を悪化させるようなジャブを打ち込んでいるようなことになりかねない。

病気の発症につながらなかったとしても、ジャブは蓄積していきますから
病気を発症しやすくなる、怪我をしてしまった、疲労骨折を起こした、
いつのまにか圧迫骨折を起こしてしまった。

マシなどころか、どんどんダメージを与えるようなことにもなりかない。


いろいろな運動プログラムや脳トレ、生活習慣の中での取り組みとか、
様々な取り組みを考え一生懸命アプローチしても、
実は、栄養に対する取り組みがしっかり行われていなければ、
日々の取り組みも効果のないものになってしまう。

一時、あ!変わったかなと思っても、また元に戻ったり、
全然変わらないじゃん、というような悲しい結末が起こってくる。

 


だから認知症ってやっぱり改善しないものだよね、
難しいよねとかいう風な、そんなオチになって、
認知症状というのは改善できないんだ、
認知機能ってアップしないものなんだ、悪くなる一方なんだ
みたいなイメージが世間一般では、定着してしまっています。


しかし、それは、
栄養に対する取り組みが非常におろそかになっているからなんです。
高齢者こそ栄養に対する取組みは大事。
なのにそこに対する取り組みが行われていない。


栄養に対する取り組みはアスリートがやる、ポーツ選手がやるもんだ
みたいなイメージが定着していて、
だから、認知症状は改善しないってことなってしまってるんです。


なので、本日お伝えしたいのは、
知症状を改善させたい、知機能アップさせたいのであれば、
栄養に対する取り組みが非常に重要になってくるので
ぜひそこを意識してほしいということです

 


栄養の話しをしたらキリがないのですが、今日はタンパク質について。
人体は、水分を除いた約30~40%はタンパク質で、
筋肉、内臓、血管、皮膚、爪や髪の毛など
これはすべて、タンパク質を材料としてできています。

そもそも体を作ってるものが不足したら、
体はパフォーマンス発揮できないし、体の機能は衰えます。
そして、脳の機能も衰えます。


その脳の中で言ったら脳内ホルモン。
ノロアドレナリン、ドーパミン、セロトニンなど
脳の中の活動を高めてくれる物質。
その材料になってるものは何か、それはタンパク質なんです。
タンパク質は、とても重要です。


 


毎日、いろんなことやってると思うんですが、
本人がやる気を持ってくれない、集中してくれない、すぐ疲れる。
とかいう状況を目の当たりにした時に、
大体の人がどう思うかと言ったら、
やる気の問題とか、気持ちの問題のせいにしてしまいます。

ですが、いやいや、そもそもその気持ちを
起こすためのもっともっとベースの部分に問題があるんです。


はい!栄養が足りてないんです。

タンパクの話で言うと、タンパク質が足りていないから、
やる気ってところまで上がっていかないんです。

全部を、やる気とかの気持ちのせいにしている方が多かったりします。

そこを何とかしたいのであれば、栄養にまず取り組み、
栄養をしっかりと補っていく。
一日の中で計画的にその栄養素を補うという取り組みを今一度していただく。


そこに目を向け、実践していただくことが、
認知機能の向上・認知能力改善につながってきます。  


ということなので、アスリ―トかやることじゃなくて、
高齢者こそ、認知症の方こそが取り組むべきことであると知って頂いて、
ぜひ、向き合っていただければ・・・・・。


 


と締められています。

情熱を持って語られており、その内容が心に沁みてきます。
長い年月を経て熟成されてきた認知症です。
なかなか気苦労もあるようで、大変そうですが、
知識をもって気長に焦らず改善していけると本人さんにも家族にも嬉しいことですね。

改善できる、という情報には前向きに向き合っていきたいものです。

 

KEIKOより皆様へのご挨拶 

こんにちは。
肘井慶子と申します。

今から7年前のとある出来事から
私は生まれ変わりました。

それまで生きてはきたのですが、
「今まで自分はいったい何をしてきたんだ!?」
背筋を厳しく打たれた気がしました。


次第に間遠くなってくる主人の呼吸、
右の頬を叩くと一つ息を吸います。
左の頬を叩くとまた一つ息を吸います。

もう一つ・・・、そして、また一つ・・・・。
しかし、「未練だなあ、、、、、、、」
そんな声も聞こえてきて、主人の呼吸は絶えました。

そのときが、私の生まれ変わった瞬間でした。


腹をくくって不安な気持ちで、診察を受け、、、、、
やはり、認知症。
64歳でした。

その時は分からなかったし、告げられもしなかったのですが、
若年性アルツハイマー型認知症でした。
原因も不明で、予防法・治療法もなく死に至る不治の病。

良いという情報は、様々試しましたが、これという効果もなく、
効果あるものも根本的な解決策ではなく、金銭面での負担も続かず、
「人はなぜ病むのか」大きな課題を残して、
我が家の闘病と介護の生活は終わりとなりました。


そして数年を経て、アルツハイマー病はよくなる・改善する。
「アルツハイマー病 眞實と終焉」デール・ブレデセン著、
この本を読むと、「人はなぜ病むのか」がわかるよと、教わりました。

素人には少々難解な本で、苦労して学んでいるところ、
実際にこの日本で、認知症改善の活動をされ、
実績も挙げられているグループの情報を知るところになり、
学びを進めています。

最初の出会いは、責任者である岡本一馬さんのYoutubeでしたが、
メルマガ、ZOOMセミナーなど多岐にわたって情報を頂いています。


認知症とは、その7割弱がアルツハイマー型認知症と言われますが、
人が人でありながら、人として壊れてゆく病気、
主人は、どこがどうなって、あんなことになっていたのか??
あれはいったい何だったのか、しっかり理解していきたい。


そして、学びながら、あの頃の私のように、
情報を必要としている方に、
認知症は、予防できる!認知症は、改善できる!
ということを発信していきたい、と思っています。


それと同時に、
健康で生きることがどんなに素晴らしいことであるのか、
健康に生きるためにはどうしたら良いのかについても、
学んだこと、上質な情報など発信していきたいと思っています。


数年前に、生まれ変わった私の
使命かとも思われることを実践していきます。
微力では、ありますが、どうぞよろしくお願い致します。


 

経    歴

誕生

鳥取県米子市

小・中学生

鳥取県米子市

高校生

鳥取県米子市

高校卒業後

大阪市立大学生活科学部社会福祉学科入学

25歳

結婚、出産、営業事務の会社退職、福岡県飯塚市に転居。土建会社、病院の経理・庶務事務でフルタイムで働く。
家庭の事情で退職。

ある商店の商品詰め物の現場仕事に就業。商品、資材の在庫管理、発注。

62

同年齢の主人、60歳で、単身赴任の勤務を退職し、我が家に戻ってくる。その数年前より、認知症という言葉をよく言うようになっていた。私も、上記商店退社。「ネットで稼ぐ」という情報に興味を持つようになりました。

64歳

主人に、アルツハイマー型認知症の診断が下りる。

71歳

原因もわからず、死にいたる不治の病とされていたアルツハイマー病の筋書き通りに、若年性の進行は早く、自宅介護の日々を過ごしました。そして、「人はなぜ病むのか」大きな置き土産を残して、彼は、召されて逝きました。