アウトプット大全

2020/06/05
 この本の要約!!
コロンビア大学の心理学者アーサー・ゲイツ博士の実験。
100人以上の子ども達に、人名図鑑に書かれた人物の
プロフィールを憶えて暗証させた実験。憶える時間
(インプット)と練習する時間(アウトプット)の割合
を変えて、最も高い結果を出したグループを調べた。

最も高い結果を出したのは、インプットとアウトプットの
割合が3:7だったグループだった。これがインプットと
アウトプットの黄金比
だと結論ずけた。

アウトプットの法則

 
フィードバックする。アウトプットの基本法則は
そのひとつが、結果がでたらご褒美を行うことである。
一例としては、欲しかった物を買うことや、さらに
結果がよければ「自身にとってとても高い買い物」等
を行えばさらによい。
 
アウトプットの結果を見直し次に活かす」である。
インプットとアウトプットのサイクルを回すにあたり、
欠かせないプロセスがある。これは、アウトプットの
結果を評価しその結果を踏まえて、次のインプットに
修正を加える
という作業である。見直しや反省、改善、
方向修正、微調整、原因究明などが該当する。

失敗した場合にはその原因を追求し、対策を講じよう
成功した時には、その理由を考えて更なる改善を求める
そうすれば必ず成長が見られるという訳だ。折角の
アウトプットも、やりっ放しでは成長に繋がらない。

 
3つのアウトプット

話す
アウトプットが苦手な人はまず「話す」ことから
始めよう。話すことは、最も簡単なアウトプットだ。
読んだこと、聞いたこと、自分が体験したことに
ついて、第三者に話してみよう。
感想を話すときには「自分の意見」「自分の気づき」
を一つでも取り込むこと。更には「ポジティブ」な
言葉を意識して使う。その理由は、仕事も人生も
結婚も、上手くいくことが判明しているからである。


書く
「話す」より「書く」ことの方が、記憶に残り自己
成長を促す。脳内の神経のネットワークが刺激され
「目覚めよ」「注意せよ」細かいところまで見逃す
なという信号が送られることで、脳は集中力を高め、
積極的に情報を収集するからである。
尚「書く」でも、ノートパソコンを使わず、手で
書く方法
が、より長く記憶が定着し、新しい
アイディアを思いつきやすくなるそうだ。


行動する
「話す」と「書く」以外のすべてのアウトプット
ということである。
今日やることだけ考える」ということ。
続けようと思うと心にブレーキがかかるので
「今日」「今」やることだけ考える。
さらに、目標の細分化である。「少しだけ難易度」を
あげて課題に挑めば、進捗度や達成度が管理しやすく
なって、モチベーションが維持しやすいからである。
更に、結果を記録すること、目標達成までの進捗を
記録することで、やる気の維持の継続できるからだ。
また結果が出たらご褒美をすることだ。いつもは食べて
いないような「高級な料理」だったり、もっと良い
結果の時には「旅行」に行くことなどがある。

 
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