申し遅れましたがまずは自己紹介を
させてください。
私は高校卒業後 、
調理師の専門学校へ進みました。
けれど手荒れが原因で
たった一年で挫折。
そこでいろんなアルバイトを
転々としていました。
いろんなアルバイト先で学のない
私が一番稼げたのが
やはり運送屋でした。
当時二十歳ぐらいだった
私は月に30万円ぐらい稼げました。
それは周りの友達と
比べてみても結構高い給料でした。
その時は周りのみんなからも
羨ましがられる給料でした。
なので私は友達に運送屋は稼げるぞ、
と自慢していたぐらいです。
そこから15年間ずっと運送屋に
勤めていました。
けれどその長い間に
いろんなことを思いました。
運送屋っていうのは結局残業をしなければ
稼げない業種であります。
今でこそ長時間労働は問題と
なっていますが
当時は13時間は当たり前
14時間15時間労働でした。
しかし長い時間働く分、
今よりはよく稼げました。
当時、運送業界トップの
佐川急便などは月50万、
60万稼いでる人も
ざらにいました。
その時からずっと私は思っていました。
この業界にいると
稼ごうと思えば稼ごうと思うほど
長い時間労働しなくては
稼げない業種だと
いうことがわかりました。
イコール自分の自由時間を
削るということです。
まわりは給料はもう少し安いけれど
自分の時間を持ち、
遊んだり、飲みにいったり、
趣味に没頭したりと周りを
凄く羨ましがってばかりいました。
結局、飲みに誘われても
ご飯に誘われても、
合コンに誘われても夜の
19時や20時なんて普通に
トラックにのって
荷物を集めていました。
それを会社に帰ってまたおろす。
終わると21時。
もう合コンなんて終わっていました。
こんな人生に嫌気がさしていました。
それにこの稼ぎ方には
ずっと疑問を感じていました。
結局長時間労働をして疲れたり
事故をしたりして給料から引かれる。
これでは、あまり意味の
ないことだと思いました。
長い時間働いて体を壊して病院に
通ったりしてる人もいました。
結局自分の能力をお金に
変えているのではなく
自分の時間をお金に
変えられているのでは
ないだろうかと言う疑問を持ちました。
極論を言うと自分の命を削ってそれを
お金に変えているだけ
ということに気がつきました。
会社に自分自身の時間を
搾取されているだけでした。
その証拠に15年たっても給料は
そんなにあがっていません。
私は管理職につきましたので
ほんの少しだけ給料が上がりましたが、
今現在も25年務めている先輩に
給料をきいても基本給は
あがっているのにも
関わらず総支給額は入社した時よりも
減っているみたいです。
働き方改革により長時間労働が
できなくなったからです。
ヤマト運輸さんの方に話を聞いてみると
月に休みが11日~13日もあるそうです。
稼げなくなったと嘆いていました。
もう運送屋は稼げない!!
ドライバー不足が問題と
なっているにもかかわらず
替えのきく仕事なので
言い方は悪いですが運転さえできれば
誰にでもできる仕事に
高収入は期待できない時代になりました。
その証拠に20歳の時にはまわりの
友達よりは稼げていた私が今や30万なんて
みんなにいえない
一番下の給料になっていました。
どんどん追い抜かれていきました。
その時から私はもっと自分の力を
能力をお金に変えることは
できないかなと考え始めました。
少し長くなりましたが
読んで頂きありがとうございました。
次回は 道のりその③
「なぜ?辞める決意をもてたのか?」
をお話させてもらいます。
それではまた明日の
19:00にお会いしましょう。