静寂  一日のはじまり

江ノ島の夜明け
帰れる距離なのにあえて泊まるという贅沢な選択。この初めての選択はとても有意義な時間だった。大人になっても初めてのことはまだたくさんあるのだ。
神磯(かみいそ)の鳥居越しに拝む朝日
茨城県大洗にある大洗磯前神社 岩礁に立つ鳥居の向こうから朝日が昇って来る。寄せては返す波の音、その時に聞こえるカラカラという音が何とも心地いい。この小石同士がぶつかる軽やかな音をずっと聞いていたくなる。
旅立ちの朝
羽田空港越しに昇って来る朝日。飛行機が飛び立つ様子はとてもワクワクする。旅立つ気分を味わえるから。まだまだ知らないまだ見ぬ風景を見に、旅に出かけて行きたい。
天の御柱 上立神岩(かみたてがみいわ)
淡路島 沼島(ぬしま) ここは、国生みの神話の舞台。イザナミとイザナギが周囲を回って結婚した「天の御柱」と言われる上立神岩。ここから昇る朝日を見るためには沼島に泊まるしかありません。この時過ごした島での時間と真っ暗闇の中をひとりで歩いたスリルは一生忘れられない場所になりました。
 
鳴門大橋からの朝日
鳴門大橋からの朝日が見たくて橋の目の前にある宿をセレクト。部屋の窓から変わっていく色をゆったりと楽しむ時間はとても贅沢。どこに泊まるのかも旅において大きなポイントです。
大洗海岸 
最初の写真の朝日が昇ってから2時間経つと、爽やかな朝の空気に変わっていた。同じ場所でも時間によって見せてくれる景色が全然違う。同じ景色は二度とない。どんな景色が待っているのか?まだ見ぬ景色を見て見たい。その思いが私を旅に連れ出すのだ。

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